何らかの原因により、重度の肢体不自由と重度の知的障がいが重複した状態を「重症心身障がい」と呼びます。具体的には「歩けない」や「コミュニケーションが十分にとれない」等の状況にあります。そのような方々を重症心身障がい児者と呼びます。
上記の障がい児者で、且つ医療的ケアが必要となり家庭での生活困難を生じた時に、入所し医療的ケアおよび生活支援サービスを受ける施設を「重症心身障がい児者施設」と言います。
一宮医療療育センターは杏嶺会グループの重症心身障がい児者施設として、平成28年1月に開設いたしました。
母体となります杏嶺会は、救急・急性期医療の「一宮西病院」、精神科医療を中心とした「上林記念病院」等の
3病院(約1,200床)・1施設を運営し、西尾張地域の地域医療を担っております。
入所生活の中で緊急的な医療処置が必要になった時には、一宮西病院と
連携を取っていくなど杏嶺会グループの総合力を生かしてまいります。