平成医療短期大学
河尻 知香 (老人保健施設やすらぎ)
杏嶺会リハビリテーション科に入職し1年が過ぎようとしています。最初は、わからないことが多く緊張の毎日でした。しかし、先輩方の温かい指導により少しずつ環境に慣れ、緊張や不安なことを解消することができ充実した日々を送ることができています。生活期のリハビリでは、利用者様の心と身体の状態の把握はもちろん、その人を取り巻く人的・物的環境を考慮しながらADLやQOLを高める関わりが重要だと感じました。特に外出訓練では、自宅で安全に生活するための生活動作ばかりに意識が向いていました。しかし、介護者である家族の思いも汲み取り提案していくことが大切だと学びました。 まだまだ知識や経験不足ではありますが、利用者様の想いに寄り添い、生きがいを見出せる作業療法士を目指して日々努力していきます。