放射線科
画像診断の立場からサポートし、確実な確定診断に結びつくよう努めます
放射線を用いたX線装置・CT装置、磁気を用いたMRI装置、超音波を用いた超音波診断装置などを扱って、医師が病気を診断するための最適な画像を撮影し提供しています。病気の発見・診断に貢献しています。
メッセージ
放射線科では、最新の画像診断装置を駆使し、最良の医療を提供できるよう、チーム医療の推進に取り組んでいます。画像診断の部門として、CT、MRI、など画像診断の立場からサポートし、確実な確定診断に結びつくよう細心の注意をはらいます。
業務の内容
画像診断機器の高度化により、より速く、鮮明な画像が期待できる16列CT(Alexion)、1.5テスラMRI(Vantage Elan)等の新しい医療機器、画像診断装置を導入しています。
放射線科の特徴
放射線科ではCT、MRI、一般撮影、TV、骨密度、超音波検査で病気の検査を行っています。2015年にはX線CT装置(Alexion:Canon社)が導入され、より早く細かな画像が得られるようになりました。また、2017年にはMRI装置(VantageElan:Canon社)も導入され早期アルツハイマー型認知症診断支援システムが使用できるようになり、認知症の画像検査も実施しています。
実施できる検査
放射線科では、患者さんの一般撮影や、CT、透視、骨密度測定などのX線を用いた検査をはじめ、MRIや腹部超音波検査など各種検査を通して、皆さまの診療に携わっています。
MRI検査(1.5T)
MRI検査とは、強い磁石とラジオに使われているような電波を用いて体内の状態を画像にする検査です。造影剤を使用せず全身の臓器や関節をあらゆる方向から撮影することができます。X線による影響がないため体に優しい検査といえます。
注意点をしては、体内に金属(ペースメーカー等)が入っている方は検査を受けることが出来ません。また、撮影時間が長く、工事現場のような大きな音がなるドーナツ状の機械の中に入って検査を行うため、狭いところが苦手な方や安静を保てない方は検査を実施できない場合があります。
注意点をしては、体内に金属(ペースメーカー等)が入っている方は検査を受けることが出来ません。また、撮影時間が長く、工事現場のような大きな音がなるドーナツ状の機械の中に入って検査を行うため、狭いところが苦手な方や安静を保てない方は検査を実施できない場合があります。
X線一般撮影装置(CR)
胸やお腹、全身の骨の撮影を行ないます。
骨密度測定装置(DXA法)
高いエネルギーと低いエネルギーのX線では、骨の透過度が違います。この性質を利用し、高低二種類のエネルギーのX線を照射して腕の骨密度を測定し、骨粗鬆症かどうか診断します。
CT検査(16列)
CT検査とはX線を用いて輪切りの画像を撮影する検査です。撮影時間が短く、患者さまへの負担が少ないが特徴です。
頭部救急病変(出血の疑いなど)への適応が高く同時に骨の情報もわかるため、診断価値の高い情報を得ることができます。注意点としては、X線を用いるため妊娠中の方は検査を受けることができません。
頭部救急病変(出血の疑いなど)への適応が高く同時に骨の情報もわかるため、診断価値の高い情報を得ることができます。注意点としては、X線を用いるため妊娠中の方は検査を受けることができません。
X線TV装置
X線テレビは、画面にリアルタイムで観察部位が映し出される装置です。観察をしながら向きを変えたり、圧迫したりして、最も見やすい状態にして撮影することができます。