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アルコール入院治療の概要



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当院では入院患者さまに対して、
アルコール依存症への集団治療プログラムを実施しています。

アルコール依存症の治療で入院された方に対して、認知行動療法に基づいた集団治療プログラムを行っています。

断酒や減酒に向けて、
・アルコール依存症ついての正しい知識を身につける
・これまでの生活や飲酒につながる状況・考え方を振り返る
・退院後に続けられそうな対処方法を考える
ことを目的としています。

当院でのアルコール依存症への入院治療概要

■前期
・身体検査(採血等)
・離脱症状治療(薬物療法)
・身体治療(点滴、栄養バランスの整った食事)
・作業療法(体力低下防止、生活リズムを戻す)


■後期
・専門プログラム
・渇望期チェック
・集団プログラム(薬剤師講座、栄養士講座、作業療法(体力低下防止、生活リズムを戻す)、読書療法)
・自助グループ(断酒会・AA)
・院内自助グループなごみ

※必要に応じて、仕事復帰のためのプログラム(リワーク)、デイケア(通所)の利用、訪問看護も行います。

離脱症状への治療

まずは内科的な検査・治療を受けていただき、身体の状態を安定させます。

認知行動療法に基づいた、アルコール依存症についての心理教育プログラム

認知行動療法に基づいた、心理プログラムを実施します。
・アルコール依存症ついての正しい知識を身につける
・これまでの生活や飲酒につながる状況・考え方を振り返る
・退院後に続けられそうな対処方法を考える

ことを目的としています。

院内自助グループなごみ

当院に通院している患者さんが参加しやすいように、院内での自助グループもあります。同じ病気を抱えた仲間と話し合うことができます。

依存症からの回復を目指している中でも、「ホントは飲みたい」「またやってしまった」など、心の中は複雑です。
それを一人で抱え続けると孤独感罪悪感から、再飲酒のリスクが高まってしまいます。
普段まわりには言えない思いやこれまでの経験を、誰からも否定されずに打ち明けことができる、心が‘なごめる’場所は治療をすすめる上でとても大切です。

このグループでは、‘依存症から回復する’という同じ目標をもつ仲間と一緒に病気について学び、ミーティングで自分の体験を語ったり他のメンバーの話を聞いたりしながら、自分自身の健康を取り戻すことを目指します。

■開催日時:第1・3月曜日の午後

当院では地域の自助グループとも連携を取っています。
地域の自助グループに通うことで、お互いに支えながら治療に取り組めると治療の成功率が上がることが知られています。
初めての自助グループにも無理なく通いやすくするために、希望される方へは電話で自助グループの方とその場でお話しすることも可能です。