症状に対する処置例
けが・きずあと
もとの形に戻すため、清浄化、感染対策、麻酔の工夫などをおこない、また、救急現場の担当医と連携しながら診療にあたっています。なお、骨折の中でも顔面の骨折については、当科が対応しております。
肥厚性瘢痕・ケロイド
肥厚性瘢痕やケロイドなどに対しては、放射線科とも連携して治療をおこないます。
瘢痕拘縮(熱傷面を含む)
生まれつきの病気(多合趾症、唇裂、折れ耳など)
腫瘍
体表の良性腫瘍に関して、幅広く対応させていただきます※。当院では多くの診療科で外科的治療をおこなっていますが、治療後に皮膚や組織欠損の問題が生じる場合、合同で治療に参加させていただいています。
※皮膚悪性腫瘍については、皮膚科と連携して対応しております。
※皮膚悪性腫瘍については、皮膚科と連携して対応しております。
眼瞼下垂
眼瞼下垂の世代別原因
60代以上 | 加齢に伴う腱膜の伸長 |
40~60代 | ハードコンタクトの長期使用やアトピー花粉症などで目をこする |
生後~30代 | 先天的に目をあける力が弱かったり、全く無かったりすること |
挙筋腱膜が伸び切って目が開かない方への治療方法
眼瞼の部位名称
挙筋腱膜が伸びた状態
眼瞼腱膜を引っ張って伸ばし、ピンと張るところまで引っ張り=膜を短くして、目のきわ(瞼板)に固定します。
緊急対応を要する疾患(蜂窩織炎、外眼筋絞扼など)
蜂窩織炎、外眼筋絞扼などの緊急対応を要する疾患に対しても、治療の時間軸を考慮して他の診療科と連携しながら加療をおこなっております。