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整形外科専門プログラム


すべての整形外科領域を網羅した研修プログラム
一宮西病院 整形外科は、四肢(上肢、下肢)・体幹(脊椎、骨盤)の疾患外傷障害を取り扱う診療科で、関節などの骨格系だけではなく、それを取り囲む筋肉・腱や筋肉を支配する神経血管皮膚など運動器を形成するすべての組織を対象としています。

整形外科の専門分野(手の外科、リウマチ・関節外科、スポーツ整形外科、脊椎外科)は予約診療となっており、専門的な知識・技術を持った担当医を中心に最新の医療を提供できるように取り組んでいます。また、治療は手術だけでなく、薬物治療を中心とした保存的治療や障害を手助けする装具による治療、運動機能を回復させるリハビリテーションなども積極的におこなっています。

リハビリテーション病棟を同院内に有しており、地域に根ざした医療を経験できることから、当プログラムは手外科脊椎外科関節外科スポーツ救急医療など、あらゆる運動器に関する科学的知識と、高い社会的倫理観を備え、さらに進歩する医学の新しい知識と技能を修得できるような幅広い基本的な臨床能力(知識・技能・態度)が身についた整形外科専門医となることができます。
  • 全国トップクラスの豊富な症例数
  • 手術だけでなく保存療法にも注目し、患者に合った治療方法を提供
  • 全身の関節疾患(外傷および慢性疾患)に対応が可能
  • 最低4年間の研修終了後は、専門医資格取得と同時に自立した整形外科医

症例数

手術件数

2,438
2021年
愛知県 1
2021年
一宮西病院 整形外科には各専門センターがあり、愛知県トップクラスの整形外科症例をもっています。

脊椎・体幹

愛知県 1
全国 1
胸腰椎固定術 267
頸椎椎弓形成術 12
頸椎固定術 11
頸椎椎弓形成術 8
胸腰椎除圧術 20
腰椎椎弓形成術 7
その他 22
346

肩肘

愛知県 1
全国 15
鎖骨骨折 44
上腕骨近位部及び骨幹部骨折 62
肘関節骨折・靭帯損傷 31
肩腱板断裂・授動術 111
反復性肩関節脱臼 10
肩鎖関節脱臼 7
人工肩関節置換術 26
人工肘関節置換術 4
肘関節鏡手術 6
301

下肢

愛知県 2
全国 10
人工膝関節置換術(TKA) 154
人工股関節置換術(THA) 74
膝関節鏡視下手術 58
足関節鏡視下手術 11
大腿骨近位部骨折 骨接合術 200
人工骨頭挿入術 108
下肢骨折手術 138
アキレス腱縫合 17
その他・抜釘 154
913

手の外科

愛知県 4
全国 28
中手骨・手指骨折・靭帯損傷 203
手根管・肘部管症候群 66
手・指関節形成および固定術 43
切断術・断端形成 16
腱鞘炎・デュピュイトラン拘縮 142
腱・神経・血管損傷 77
植皮・皮弁形成(上肢) 37
328
※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の統計(2021年4月〜2022年3月退院患者)


全身の関節疾患に対応できるような環境

全身の関節疾患に対応できる、
自立した整形外科医になれる環境
  • 各関節のスペシャリストによる指導のもと、各関節疾患の病態および治療方法まで系統的に学ぶことができます。中核病院では手術療法のみの指導となりがちですが、当院では保存療法にも注目し指導をおこないます。
  • 病院の基本方針である“24時間365日、いつでもどんな怪我や病気も断らない”をもとに、外傷診療にも力を入れています。一般外傷から希な外傷まで、バラエティー豊富な症例を経験することができます。
  • 主治医としては外傷疾患を中心に経験できます。慢性疾患は各関節グループに所属し、副主治医として治療に参加します。実際に症例に触れ、手術手技についても指導を受けることができます。最終的には、広い視野をもった臨床能力を培っていくことができます。
  • チーム医療を大切にしており、困難な症例に出くわしたときでも、グループ間の垣根が低いため、知識や技術を補い、高め合いながら治療をおこなっていくことがきます。
  • 指導医は学術活動にも力を入れているため、リサーチマインドを育成していきます。
  • 豊富な症例数のため、症例経験数は同世代の整形外科医師に比べてトップレベルとなり、専門医取得と同時に自立した整形外科医になれます。

教育方針

  • 整形外科医師として全体を見渡せるための抑えておかなければならない基本的な知識と技術を習得
  • 整形外科の各専門分野でゴールドスタンダードな治療を学ぶ
  • コメディカルのスタッフを含めたチーム医療の一員としての医師としての心構えを学ぶ
  • 科学者、研究者としてのものの考え方を学ぶ
  • 患者への配慮、コミュニケーション能力を学ぶ

一宮西病院 整形外科 後期研修の特徴

  • 当院の整形外科は、全身の関節疾患(外傷および慢性疾患)に対応が可能な病院であり、また手術療法のみではなく保存療法にも注目し、各患者に合った治療方法を選択し実施しています。
  • 豊富な症例数があるため、最低4年間の研修終了後に専門医資格取得と同時に自立した整形外科医として診療ができます。

希望のサブスぺシャルティを選択! 集中して学べる!

4-6月 7-9月 10-12月 1-3月
6
年次
志望のグループで研修
5
年次
外傷グループ 連携施設にて1年間研修
4
年次
手の外科グループ 脊椎グループ 下肢グループ 肩肘グループ
3
年次
下肢グループ 肩肘グループ 手の外科グループ 脊椎グループ
希望するサブスペシャルティ領域を選択して
集中的に学べる整形外科研修(基幹)プログラム
  • 後期研修の2〜3年目の間のいずれかの期間に連携施設で研修をおこないます。その後は当院で上記のグループの中から志望するグループをローテーションし、専門性を深めるとともに専門医を取得していただきます。
  • 後期研修4年目は、専門医取得後に志望する専門領域のグループに所属します。
  • 後期研修中は原則全グループのカンファレンスに参加します。
  • 指導医は、初期研修医、後期研修医、コメディカルスタッフのために月一回の講義を開催します。

キャリアパス

医師年数 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
整形外科専攻医研修 整形外科専門医取得 8年目以降のキャリアは、志向に合わせて進路を選択可能
  • 帝京大学・湘南鎌倉総合病院で勤務(外傷の症例経験を積む)
  • 米盛病院で勤務(ハイボリューム施設で修練を積む)

当院で取得可能なサブスペシャルティ領域資格

  • 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科専門医
  • 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医
  • 日本手外科学会 手外科専門医
  • 日本骨粗鬆症学会認定医
  • 日本膝関節学会 関節鏡技術認定医
  • リバース型人工肩関節置換術認定医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本整形外科学会認定リウマチ医

学術活動

学会研修中は学会発表年1回以上、論文年1編以上作成を義務としており、指導医とともに準備をおこないます。
学術活動に関する各費用については、すべてサポートいたします。
興味のある症例があれば、専門学会において発表や論文作成(英語論文も含む)を支援いたします。
日本整形外科学会には、単位取得のためにも必ず後期研修中に1回ご参加ください。(資格取得の費用は医局からカバーいたします)
指導医はほかの一般病院と比較し学術活動が非常にactive、また英語論文も含めて学術論文も多いです。

メッセージ

統括部長

当院整形外科は、多様な疾患に対して豊富な症例数を誇り、専門性の高い医療を提供しています。急性外傷から慢性疾患まで、整形外科の幅広い領域に対応しており、手術治療や保存療法、さらにはリハビリテーションまで、患者さん一人ひとりの状況に応じた最適な治療をおこなっています。
また、各疾患に精通したスペシャリストが在籍しており、高度な専門的知識と技術を学べる環境が整っています。臨床現場での多様な経験を通じて、幅広いスキルを身につけたいと考える研修医の皆さんにとって、理想的な環境です。
さらに、当院の大きな特徴の一つとして、リサーチマインドを持った指導医が多く在籍している点が挙げられます。臨床だけでなく、学術的な探求を重視しており、研究の側面からも整形外科医師としての成長をサポートします。研究に興味のある方は、指導医のサポートのもと、臨床研究や基礎研究に積極的に取り組むことができます。最新の医学知識を基にしたエビデンスに基づく医療を提供するだけでなく、整形外科分野の新たな知見を創出し、未来の医療に貢献する機会が広がっています。
当科では、医師だけでなく、看護師、理学療法士、作業療法士などのコメディカルスタッフとも緊密なチームワークを築いています。各分野の専門家たちが連携し、患者さんの治療において最高の結果を生み出すために協力し合うことで、より質の高い医療を提供しています。医療の現場では、一人の医師だけで完結することは少なく、チーム全体で患者さんに寄り添い、最良の結果を導くことが求められます。当院の整形外科では、そのようなチーム医療の中でプロ意識を高め、患者さんに対する思いやりと責任感を持って働く姿勢を学ぶことができます。
プロ意識、熱意、思いやり、そして探究心を持った後期研修医の皆さん、私たちと共に、次世代の整形外科医師としてのキャリアを築いていきましょう。当院の整形外科で得られる経験と学びは、皆さんの成長を大きく後押しすることでしょう。患者さんに寄り添い、専門的な知識と技術を高め、そして未来の整形外科医療をリードする存在を目指して、一緒に歩んでいきましょう。

整形外科統括部長 / 肩関節センター長 梶田 幸宏

人員体制

脊椎・側彎センター 4
手外科・マイクロサージャリーセンター 2
関節外科 人工関節センター 3
肩関節センター 2
股関節センター 1
四肢・骨盤骨折治療センター 1
専攻医 6
総勢 19

指導医・専門医・資格保有者数

日本整形外科学会 整形外科専門医 10
日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医 3
日本脊髄外科学会/日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科専門医 1
日本手外科学会 手外科専門医 1
日本手外科学会 手外科指導医 1
医学博士 2
国際緊急援助隊医療チーム 登録医師 1
日本体育協会認定 スポーツドクター 1
中部日本整形外科災害外科学会 評議委員 1
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 評議員 1
日本整形外科学会 リハビリテーション医 1
日本整形外科学会 脊椎脊髄病医 1
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医 1

募集人数

若干名
※年によって変動します

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