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総合診療科・総合内科・リウマチ膠原病内科専門プログラム


内科専攻医(総合内科志望)
内科専攻医(リウマチ膠原病内科志望)
総合診療専門研修プログラム
一宮西病院 総合内科のミッション
  • ジェネラリストに最高の教育と臨床の場を提供する
  • 臨床ならびに教育を通して病院、地域に貢献する
  • 急性期・慢性期の臨床能力が身につき、総合診療科・総合内科だけでなく、リウマチ膠原病の基礎を学べる
  • 院内外から診断困難例が数多く集結し、診断だけでなく多くの疾患の治療まで担える
  • 国内留学先(連携病院)が豊富で、個人の志向に合わせたオーダーメイド研修が可能
  • 当院の要として仕事を任されるだけでなく、外来教育・入院教育を責任をもっておこないます

こんな先生におすすめです

  • 臓器専門家になる前に、十分な内科の土台を身につけたい!
  • 総合内科、総合診療の専門家になりたい!
  • リウマチ膠原病の専門知識・技能を会得したい!


教育プログラムの特徴

  • 総合内科、リウマチ膠原病内科、総合診療科(家庭医)志望の先生たちがひとつの科のなかで高め合い、臨床能力を磨いていきます。
  • それぞれの志望の科を強化するため、1年間は外病院でさらなる研鑽を積んでいただきます。
  • 稀な疾患もコモンな疾患も数多く集まり、内科のみならずいわゆる整形内科的症例、筋骨格系の異常をもった症例にも強くなれます。
  • 初期研修の入院・外来教育を担うため、教育力をつけることもできます。

選択できる3つのコースとプログラムの魅力

  • 一宮西病院の総合内科では、総合内科、リウマチ膠原病科、総合診療科が学べる日本では数少ない専門施設で、個人の志向に合わせてそれぞれ3つのコースを選択できます。
  • 定期的な振り返りをおこない、個々のニーズに合わせてコースを選択でき、卒後6年目の進路決定の際にも支援を惜しみません。
  • 当院の教育の要として様々な仕事を任せつつ、外来教育、入院教育を徹底しておこないます。
  • 自身も、患者さまも、他科も、コメディカルも、病院も、地域も、みなHappyにしていくことをゴールに設定して教育しています。

こんな先生に来てほしい

  • 内科、筋骨格系の領域全般に強くなりたい家庭医志望の先生
  • あらゆる疾患の診断と治療に強くなりたい総合内科志望の先生
  • 幅広い内科の知識を持ったリウマチ膠原病科になりたい先生
  • 臓器専門家になる前に、幅広い臨床能力を身につけたい先生
  • 同僚、他科ドクター、研修医、コメディカル全般に対し、優しくご対応いただける先生

研修プログラムについて

  • 総合内科、総合診療、リウマチ膠原病科のニーズは高く、いずれの領域を志望する先生たちにも満足してもらえる、日本でもかなりユニークなジェネラリスト育成プログラムを準備しました。
  • 当科では主に感染症、複数の臓器障害を抱えた複雑症例、リウマチ膠原病疾患、診断不明症例などを担当し、初期研修医の入院・外来教育を担っています。
  • 外来は週2コマ、初診・再診外来を担っていただきます。最終学年はリウマチ外来も選択できます。
  • 3つの領域を目指す先生たちが切磋琢磨することにより、内科全般の知識、家庭医的なマインド(患者中心、全人的アプローチ、地域指向性など)、リウマチ膠原病の領域それぞれを学ぶことができます。
  • 【外来診療セミナー】研修医向けに2日間のレクチャーをおこなっています(2023年度は高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全、ヘルスメンテナンス(予防医療とワクチン)、うつ病・不定愁訴、骨粗鬆症、高尿酸血症・痛風)。
  • オフラインならびにオンラインによる教育はかなりリッチだと自負しています。
  • 専攻医の外来・入院症例はできる限り前例レビューをおこない、経験を学びにつなげてもらいます。マンパワーとして使われているのに教育がないということがないように意識をしています。
  • 月に1日、半日「レジデント Day」を確保し、学びに徹してもらいます。
  • 3年間のうち1年だけ外にでて、自分のスペシャル領域を磨いてもらいます。かなり良いところと提携できました(詳細は下記参照)。
  • 総合診療科↔︎内科、総合内科↔︎リウマチ膠原病科など、コースはいつでも変更可能です。
  • 当直は3〜4回程度(総合診療科コースは希望があれば小児科当直も通年で選択可)、当直明けは帰宅義務、完全チーム制で、オンオフがはっきりしています。生産性を高めること、ストレスなく学び、高い医療の質を提供することを意識して科を運営しています。

勉強会・カンファレンスの開催日時と概要

2024年4月16日現在
7:30- 朝レクチャー 土曜日体制※1 当直対応
8:30- 病棟業務
(週2外来)
13:00-14:00 症例カンファレンス
14:00-17:30 病棟業務
(リウマチ外来は午後)
17:30- 当直対応
※週休2日を確保しています。
※1 希望にあわせて交代で土曜日勤務しています。土曜日専任で他の平日に休みを取っている先生もいます。

朝レクチャー

リウマチ膠原病、筋骨格系の診方、家庭医医療の基礎など、専攻医・フェローに合わせた教育を提供します(希望があればオンライン併用)。

症例カンファレンス

新入院のプレゼンテーション、現在入院している教育症例、外来の教育症例をピックアップして議論をおこないます。全員参加型で眠くならないカンファレンス、そして初期だけでなく専攻医・スタッフも勉強になる教育水準を意識しています。

外来レビュー

後期研修医の外来症例をできるだけ全例レビューし、フィードバックを得ます。オンラインを用いて学びを共有できるように意識しています。

笹木・竹之内診断塾

主にNEJMのClinical Problem-Solvingの症例を用いて、臨床推論を学んでもらいます(オンライン併用)。
⇒竹之内盛志医師 プロフィール / ⇒笹木 晋医師 プロフィール

多職種カンファレンス(週1回)

入院患者について、全例、医師・看護師・ソーシャルワーカー、リハビリテーションスタッフ、管理栄養士で議論をおこないます。

抑制カンファレンス(週1回)

身体抑制をできるだけ減らせるように、医師・看護師で話し合います。協力して身体抑制ゼロを目指しています。

MKSAP勉強会(有志)

2週間に1回、1回20問。

その他

  • 日々オンライン(Teams)で様々なジャーナルの文献を紹介しています。
  • レジデント Day: 最終火曜日12:00から、学びの時間に徹してもらいます。

週間スケジュール

早朝 8:00-9:00 内科カンファレンス 入院カンファレンス
午前 9:00-12:00 病棟 外来
(総合内科)
病棟
午後 12:00-16:00 病棟 病棟
多職種カンファレンス
病棟 外来
(膠原病外来)
夕刻 16:00- ジャーナルクラブ 病棟ラウンド
※希望者のみ

総合内科外来

月〜金(午前): 院内外の原因不明症例が集まっています。珍しい疾患も紛れます。
例) SLE、菊池病、PMR、リケッチア感染症、梅毒、ベーチェット病、家族性地中海熱、感染性心内膜炎、リンパ腫

リウマチ膠原病外来

内科系のリウマチ専門医(常勤)が周囲に不在のため、周囲のリウマチ膠原病患者が集まってきています。

選択できる3つのコースの関連病院

提携病院

提携病院にて合計1年間、研修を受けます。
総合内科
麻生飯塚病院、東京医療センター、倉敷中央病院、浦添総合病院など。希望に合わせて提携先を増やしていく予定です。
リウマチ膠原病
帝京大学ちば総合医療センターのリウマチ膠原病科1年。
※希望者は後期研修医後、大学でさらなるリウマチ膠原病を学ぶことも可能です
総合診療科
豊田地域医療センター(藤田医科大学系列)、安房地域医療センター(亀田総合病院系列)。2026年からは栃木医療センターと提携予定。
※前者で慢性期から在宅、後者で150床規模のジェネラリスト主体で運営される急性期病院を経験してもらいます。また、藤田医科大学、亀田総合病院とのコネクションも得られます。

その他

病院(環境、設備など)
  • 電子カルテは富士通、かなり快適です。
  • UpToDate、Clinical Keyなど様々な文献・教科書にアクセスできます。また、図書館で文献を頼むこともできます。
  • 初期研修医からの人気も高いため、モチベーションの高い初期研修医を教育できます。
  • 名古屋から尾張一宮駅まで11分。教育水準も高いため子育てにも適しています。

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