心房細動の治療機器を導入しました
2016年05月13日
一宮西病院では昨年11月より、心房細動の治療機器を導入しております。
不整脈の一種である心房細動の治療としては、高周波カテーテル焼灼術(アブレーション)が普及していますが、術者の高度な技術が必要で、長い施術時間も問題とされています。
当院で導入した治療法『カテーテル心筋冷凍焼灼術』は、カテーテルの先端をバルーン状にして、液体窒素で発生源となる心筋を冷凍焼灼するもので、従来の高周波を利用する治療法よりも短い施術時間で心房細動の治療が可能となります。
施術時間が短いので、患者さまの身体的負担を軽減すると同時に、より多くの治療件数の対応が可能となりました。
同治療法は、2014年より国内約30施設での試験運用を経て、2015年10月より一般の医療施設での導入が開始しました。
『カテーテル心筋冷凍焼灼術』は施設基準を満たす施設のみで実施する術式です。
不整脈の一種である心房細動の治療としては、高周波カテーテル焼灼術(アブレーション)が普及していますが、術者の高度な技術が必要で、長い施術時間も問題とされています。
当院で導入した治療法『カテーテル心筋冷凍焼灼術』は、カテーテルの先端をバルーン状にして、液体窒素で発生源となる心筋を冷凍焼灼するもので、従来の高周波を利用する治療法よりも短い施術時間で心房細動の治療が可能となります。
施術時間が短いので、患者さまの身体的負担を軽減すると同時に、より多くの治療件数の対応が可能となりました。
同治療法は、2014年より国内約30施設での試験運用を経て、2015年10月より一般の医療施設での導入が開始しました。
『カテーテル心筋冷凍焼灼術』は施設基準を満たす施設のみで実施する術式です。
冷凍アブレーションカテーテルは、先端にバルーンを有しているので一括で標的部位(※)を治療でき、術時間の短縮が期待できます。また従来よりも簡便な手技と言えるので、術者による治療成績のばらつきが抑えられます。
※発作性心房細動の治療では、肺静脈入口部が主な治療の標的部位となります。
※発作性心房細動の治療では、肺静脈入口部が主な治療の標的部位となります。
画像提供:日本メドトロニック株式会社
画像提供:日本メドトロニック株式会社