看護師『最後まで自分の足で歩こう!』
看護師『最後まで自分の足で歩こう!』
自分の足の状態を気にした事はありますか?
自分に当てはまる症状はありませんか?
最近、足の外観に以下のような変化は出ていませんか?
最近、足の外観に以下のような変化は出ていませんか?
なぜ糖尿病だと足の観察が必要なのでしょうか?
それは・・・
糖尿病から足を守るため!なんです。
それは・・・
糖尿病から足を守るため!なんです。
糖尿病性神経障害とは?
糖尿病性神経障害が起こると足が冷たくなる・火照る・しびれる他にも足をつる、感覚が鈍く、痛みに気がつかないなどの症状が出現します。
■感覚運動神経障害
・手・指(手袋状)
・足指・足底から始まり上行する(靴下状)
■異常感覚
ジンジン、ピリピリ、ちくちく、冷たい、熱い
■感覚鈍麻
温度低下、痛覚低下、触覚低下、振動覚低下
■感覚運動神経障害
・手・指(手袋状)
・足指・足底から始まり上行する(靴下状)
■異常感覚
ジンジン、ピリピリ、ちくちく、冷たい、熱い
■感覚鈍麻
温度低下、痛覚低下、触覚低下、振動覚低下
下肢血流障害とは?
血流障害の可能性がある症状は?
■間欠性跛行とは?
血流障害が起こると、歩行した際にしびれや痛みで足が痛み、休憩すると楽になる『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』が出現します。無症状からのしびれや冷感、安静にしていても痛みを感じることもあります。
血流障害が起こると、歩行した際にしびれや痛みで足が痛み、休憩すると楽になる『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』が出現します。無症状からのしびれや冷感、安静にしていても痛みを感じることもあります。
足を守るためにできること
1.足の観察方法を知る
2.足の爪きり方法を見直す
3.足を洗うときの注意点
4.靴の選び方
2.足の爪きり方法を見直す
3.足を洗うときの注意点
4.靴の選び方
足の洗い方
■よく泡立てて洗浄する
⇒ 汚れをよく落とす
⇒ 擦る刺激が少なくなる
⇒ 洗い残しが少ない
■洗浄後よく洗浄液を流す
⇒ 石鹸による刺激をなくす
⇒ 汚れをよく落とす
⇒ 擦る刺激が少なくなる
⇒ 洗い残しが少ない
■洗浄後よく洗浄液を流す
⇒ 石鹸による刺激をなくす
足の洗うときのポイント
■湯船に入る前は、必ず手で湯加減を確かめる!
神経障害があると足は暑さに鈍くなっていて、暑い湯でも気付かずにやけどをすることも。
■足がふやけるほどの長風呂も注意!
ふやけた皮膚は傷つきやすい。
■やわらかいタオルやスポンジで足の裏や指の間も丁寧に洗いましょう!
■入浴後はしっかり水分を拭き取りましょう!
クリームを塗って皮膚が乾燥しないようにしましょう。
神経障害があると足は暑さに鈍くなっていて、暑い湯でも気付かずにやけどをすることも。
■足がふやけるほどの長風呂も注意!
ふやけた皮膚は傷つきやすい。
■やわらかいタオルやスポンジで足の裏や指の間も丁寧に洗いましょう!
■入浴後はしっかり水分を拭き取りましょう!
クリームを塗って皮膚が乾燥しないようにしましょう。
靴の選び方
■甲が圧迫されない
■指が締め付けられない、爪先が当たらない
■アーチラインがフィットしている
■ヒールの高いものや、1か所に体重がかかるものは避ける
■かかとのカーブが合っていて、かかとの余りや食い込みがない
■足首と靴の間に大きな隙間ができない
■くるぶしに当たらない
■指が締め付けられない、爪先が当たらない
■アーチラインがフィットしている
■ヒールの高いものや、1か所に体重がかかるものは避ける
■かかとのカーブが合っていて、かかとの余りや食い込みがない
■足首と靴の間に大きな隙間ができない
■くるぶしに当たらない
いつも靴下を履こう!
ケガ防止のために素足を避け、靴下を履くようにしましょう!
【靴下の選び方・履き方のポイント】
・通気性の良い綿かウールのものを選ぶ
・足を締め付けすぎず、ずれても下がらない、サイズの合ったものを履く
・出血に気付きやすい白のものを選ぶ
・毎日、履き替えて清潔を保つ
・雨水などで濡れたときは早めに履き替える
【靴下の選び方・履き方のポイント】
・通気性の良い綿かウールのものを選ぶ
・足を締め付けすぎず、ずれても下がらない、サイズの合ったものを履く
・出血に気付きやすい白のものを選ぶ
・毎日、履き替えて清潔を保つ
・雨水などで濡れたときは早めに履き替える
やけどに注意!!
神経障害により足が冷えることはよくありますが、暑さに対しても感覚が鈍くなっています。
【夏の注意点】
真夏の海水浴で素足で歩いたり、直接日光に当たり激しい日焼けをするのも危険!
【冬の注意】
こたつや電気カーペットなどは、低温やけど(低い温度設定でも長時間温めていることでやけどと同じ状態になる)になる危険性があります。
【夏の注意点】
真夏の海水浴で素足で歩いたり、直接日光に当たり激しい日焼けをするのも危険!
【冬の注意】
こたつや電気カーペットなどは、低温やけど(低い温度設定でも長時間温めていることでやけどと同じ状態になる)になる危険性があります。
感染・化膿を防ぐ
汗や汚れをそのまま放置せず、清潔を保ちましょう!
雨の日や夏場は特に注意しましょう!
★ふやけた皮膚は傷つきやすく、そこから感染・化膿したり、水虫の原因にもなります。
汗はよく拭き靴下は替えましょう!
雨の日や夏場は特に注意しましょう!
★ふやけた皮膚は傷つきやすく、そこから感染・化膿したり、水虫の原因にもなります。
汗はよく拭き靴下は替えましょう!