グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


経カテーテル大動脈弁留置術・TAVI


TAVIは大動脈弁狭窄症に対して、カテーテルを用いて人工弁を植え込む治療法です。
開胸することなく、また心臓も止めることなくおこなえるため、幅広い患者さまに対して実施可能な治療法です。

一宮西病院は2019年11月、経カテーテル大動脈弁留置術・TAVIを実施しました。

TAVIとは

提供: エドワーズライフサイエンス株式会社

心臓弁膜症疾患である“大動脈弁狭窄症”に対する治療法であり、開きが悪くなり血流を妨げる大動脈弁に対し、手術で胸を切る(開胸する)ことなくカテーテルを用い、硬くなった大動脈弁の内側に人工弁を植え込む治療法です。TAVIは開胸することなく、また心臓も止めることなくおこなえるため、心臓以外の病気を抱えていたり、高齢者で手術に耐えられないような患者さまに対しても実施可能な治療法です。

TAVIのメリット

TAVIのメリット

提供: エドワーズライフサイエンス株式会社

①バリエーションの拡大
体力が著しく低下していたり、その他の病気のリスクを持っているなど、開胸手術ができない患者さまにとって選択肢が広がります。

②体への負担が少ない
心臓を止めず、胸を切ることなくカテーテルを使って人工弁を心臓に留置するので、患者さまの体への負担が少ないです。

③生活の質が向上
治療時間と入院期間が短いため、比較的早い社会復帰が期待できます。


TAVIができる病院

提供: エドワーズライフサイエンス株式会社

大動脈弁狭窄症に対する治療の新たな選択肢として、日本では2013年10月の保険償還以降、2017年には年間6000症例の施術がおこなわれています。

TAVIの提供には循環器内科医や心臓血管外科医などを中心とするチーム医療が求められるほか、血管撮影装置が設置されたハイブリッド手術室が必要になるなど、専門性を有する施設での実施が可能です。

現在、愛知県内で当治療の実施施設に認定されているのは、大学病院など11施設(一宮西病院を含む)です。
※2019年11月時点。

ハイブリッド手術室とは

2018年8月1日、ハイブリッド手術室を整備しました。ハイブリッド手術室とは、手術室と心血管・脳血管撮影装置を組み合わせた手術室で、カテーテルによる血管内治療と外科手術を同時におこなうことができる設備です。ハイブリッド手術室が完備されたことにより、外科医と内科医の連携をより密接なものとし、最善のチーム医療の提供を目指しています。

  1. ホーム
  2.  >  内科系
  3.  >  循環器内科
  4.  >  経カテーテル大動脈弁留置術・TAVI