夜間・休日外来の受診
夜間・休日外来利用のご案内
- 当院における救急とは、医療者が“救急”と思ったときではなく、患者さまが“救急”と思ったとき。おかしいなと感じたら、遠慮なく夜間・休日外来(救急外来)をご利⽤ください。24時間365日、休日・夜間含めて対応いたします。
- 夜間・休日外来(救急外来)では安全に診療を受けていただくために、診療順序を選定するトリアージをおこなっております。詳しくはこちらをご確認ください。
- 緊急時は救急⾞を要請してください。また、当院の受診歴がある場合は、必ずお申し出ください。
- 夜間・休日外来(救急外来)でできることには制限があるため、お体のために後⽇再評価を受けることが重要です。必要に応じて、医師から専⾨診療科への受診案内をおこなっております(夜間・休日外来では、専⾨外来の予約はおこなっておりません)。
- 普段飲んでいる薬がある場合、お薬⼿帳などをご持参いただくと診療がスムーズにおこなわれます。
- 当院での⼊院が困難と判断した場合は、他院への転院をお願いすることがあります。夜間・休日外来(救急外来)では命のキケン性を取り除くことが最優先されるため、転院へのご協⼒をお願いいたします。
お問合せ
Tel. 0586-48-0077(代表)
24時間365日受付 (休日・夜間含む)
※緊急処置を必要とする患者さまを優先で診療いたしますので、
診察までの待ち時間が長くなる場合がございます。
お⼦さまをお持ちの親御さんへ
「⼦どもの病気ワンポイントアドバイス」(監修: 愛知県⼩児科医会)
発熱⽣後3ヶ⽉以上で、発熱初⽇、前⽇まで⾷事を摂れていて、⾒た⽬が元気そうな場合は、翌朝まで様⼦観察ができます。⾃宅に解熱薬(処⽅された座薬や⼦ども⽤の市販薬)があれば、使⽤して反応が良くなるかを確かめるのもよいです。
下痢下痢が始まって初⽇、尿が出て⽔分摂取が可能であれば様⼦観察できます。6歳以下で便に⾎が混じっている場合は夜間・休日外来を受診ください。
嘔吐咳き込んだ後に吐くのは「せき上げ」と⾔って反射的なものですので、様⼦観察してください。吐くだけで⽔っぽい下痢をしていない場合は夜間・休日外来を受診してください。
せきせきのために夜眠れていない、ぜーぜーとした⾳が聞こえる場合は夜間・休日外来を受診ください。
発疹何かを⾷べたり、薬を飲んだあとに出てきた⽪膚のブツブツ(⾚いもの)があれば夜間・休日外来を受診してください。
頭を打ったぐったりしておらず、けいれんもなく、嘔吐しておらず、しっかりしている様⼦であれば様⼦観察できます。頭を打って6時間ほど様⼦を⾒て何も症状がなければ、問題ありません。
子どもの病気に関するお役立ち情報
こどもの救急
(日本小児科学会)
⼩児救急電話相談事業
(愛知県)
毎⽇ 19:00〜8:00
#8000 (短縮番号)
052-962-9900
愛知県救急医療情報センター
(愛知県)
0586-72-1133 (愛知県一宮市)
お問合せ
Tel. 0586-48-0077(代表)
24時間365日受付 (休日・夜間含む)
※緊急処置を必要とする患者さまを優先で診療いたしますので、
診察までの待ち時間が長くなる場合がございます。
こんなときは救急⾞を呼んでください
①とつぜん! 急激に!「とつぜん頭や胸が痛くなった!」「急激にひどくなった!」は重症の可能性が⾮常に⾼いキーワードです。救急医による診察が必要です。
②いつもできることができなくなった⾷事が摂れない、呼びかけに応答しない、⿇痺がある、⼒が⼊らないという場合は、頭の病気だけでなく、代謝内分泌、電解質異常といった全⾝の臓器に関係する病気が考えられ、救急医による専⾨的な判断が必要です。
③痛みで歩けない痛みのために歩けない場合は全⾝性の病気の場合と、無理に動かすと悪化する場合があります。注意深い診察と救急医の専⾨的な判断が必要です。
その他の症状
呼吸の異常
- 会話ができないほど息苦しい
⇒肺の病気や気道が狭くなっている可能性があります - 息苦しく、顔⾊が悪い
⇒肺の病気やショックの可能性があります - 肩で呼吸をしている
⇒気道や肺、その他の病気の可能性があります
けが
- ⾞にはねられた
⇒⾼エネルギー外傷になります - ⾼いところから落ちた
⇒⾼エネルギー外傷になります - 薬物を⼤量に飲んだ
⇒急性薬物中毒の診察が必要になります
意識の異常
- 呼吸をしていない、顎でわずかに呼吸をしている
⇒⼼肺停⽌かもしれません - 呼びかけても反応がない、いつもより反応が鈍い
⇒意識状態の確認が必要です - ⽚⽅の⼿⾜が動かない
⇒脳卒中や低⾎糖などの可能性があります - これまでにないほど強い頭痛
⇒くも膜下出⾎の可能性があります - おかしなことを⾔うようになった
⇒意識障害の可能性があります - ろれつが回らない
⇒脳卒中や低⾎糖の可能性があります - けいれんしている
⇒てんかん発作や重篤な不整脈の可能性があります - 発熱があり、服をどれだけ着ても寒気と震えが⽌まらない
⇒重篤な細菌感染症かもしれません
循環の異常
- お腹の痛みが強く、冷や汗をかいている
⇒胃に⽳があいたり、腸閉塞、あるいはショックの可能性があります - 急に胸や背中が痛くなった
⇒⼼筋梗塞や⾎管の病気かもしれません - へそより上が痛い
⇒⼼筋梗塞やその他の病気の可能性があります - 腹痛がひどく嘔吐がとまらない
⇒腸閉塞などの可能性があります - 吐⾎や⼤量の⾎便があった
⇒消化管出⾎の可能性があります - 出⾎が⽌まらない
⇒⽌⾎が必要です
お問合せ
Tel. 0586-48-0077(代表)
24時間365日受付 (休日・夜間含む)
※緊急処置を必要とする患者さまを優先で診療いたしますので、
診察までの待ち時間が長くなる場合がございます。
トリアージについて
夜間・休日外来(救急外来)には、様々な緊急度・重症度の⽅が多数同時に来院することがあります。すべての⽅を順番に診察することになりますと、緊急度が⾼い⽅への対応が遅れ、場合によっては命のキケンがあります。少しでも多くの命を助けるためには、専⾨職による緊急度・重症度判定とみなさまのご協⼒が必要です。
トリアージでは、主な症状のほかに検温、⾎圧や脈拍、呼吸回数、⾎液中の酸素の値の測定をおこないます。さらに詳しいお話を聴かせていただくことや全⾝状態から、緊急度・重症度の判定をおこないます。診療は緊急度が⾼いと判定された⽅が優先されます。
蘇⽣ | 直ちに診療、治療が必要 | ケアの継続 |
緊急 | 10分以内に診察が必要 | 15分ごとの再評価 |
準緊急 | 30分以内に診察が必要 | 30分ごとの再評価 |
低緊急 | 1時間以内に診察が必要 | 1時間ごとの再評価 |
⾮緊急 | 2時間以内に診察 | 2時間ごとの再評価 |
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Tel. 0586-48-0077(代表)
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一宮西病院 夜間・休日外来の特徴
当院の夜間・休日外来は、“北⽶型救急”と呼ばれるスタイルです。従来の⽇本型救急では、患者⾃⾝が⾃分で重症度を判断して、受診する医療機関を選ばなければなりません。しかし、医療の専⾨家ではない患者⾃⾝が、どの医療機関を受診したらよいかが分かりません。結果的に⼀部の病院に患者が集中して、救急⾞の受け⼊れができず、救急⾞のたらい回しが起きたり、救急の専⾨家の指導がない医療者が診療をしたために、重症を軽症と判断されることが起きています。
北⽶型救急スタイルの夜間・休日外来では、⽇本型救急医が重症患者だけを選別して診療するのではなく、重症から軽症、0歳〜100歳以上まで、夜間、休⽇、どのような症状、どのような怪我にも、まずは対応させていただき、緊急⼿術や⼊院が必要かの判断をおこないつつ、専⾨診療科や地域医療への橋渡し役を担っております。
お問合せ
Tel. 0586-48-0077(代表)
24時間365日受付 (休日・夜間含む)
※緊急処置を必要とする患者さまを優先で診療いたしますので、
診察までの待ち時間が長くなる場合がございます。
駐車場からのご案内
また、車でお越しの際は、A東駐車場への駐車が便利です。