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放射線科


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デジタルPET-CT装置

放射線科では、画像診断装置を駆使して最良の医療を提供できるよう、チーム医療の推進に取り組んでいます。画像診断の部門として、CTMRI、血管撮影など各科の臨床診断を画像診断の立場からサポートし、確実な確定診断に結びつくよう努力しています。また、診療科や看護部との緊密な連携によるチーム医療をおこない、正確で安全な検査ができる体制を整えています。画像診断の高度化をめざし、より速く、より鮮明な画像が期待できる320列CT(Aquilion ONE)、3.0テスラMRI(Ingenia)、RI(Symbia E)などの新しい医療機器、画像診断装置を導入しています。

検査紹介動画

CT検査

当院でおこなっているCT検査の動画です。検査で分かることや撮影の流れを実演で紹介しています。実際にCT装置で撮影した画像もご覧いただけます。ちなみにCTとは、Computed Tomography(コンピューテッド トモグラフィ)の略で、日本語ではコンピュータ断層撮影といいます。

MRI検査

当院でおこなっているMRI検査の動画です。検査で分かることや撮影の流れを実演で紹介しています。実際にMRI装置で撮影した画像もご覧いただけます。ちなみにMRIとは、Magnetic Resonance Imaging(マグネティック レゾナンス イメージング)の略で、日本語では磁気共鳴画像診断といいます。

資格認定

  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 3名
  • 第1種放射線取扱主任者 4名
  • Ai認定診療放射線技師 1名
  • X線CT認定技師 3名
  • 肺がんCT検診認定技師 1名
  • 胃がん検診専門技師 1名
  • 超音波検査士 2名
  • 医療情報技師 2名
  • 医療画像情報精度管理士 1名
  • 放射線管理士 1名

マンモグラフィソフトコピー診断認定施設

当院は、2015年7月1日にマンモグラフィソフトコピー診断施設認定評価に合格しました。施設認定とは、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構がマンモグラフィをおこなう施設として基準を満たしていると認めたものです。マンモグラフィで乳がん検診をおこなう施設は、受診者に対し、安全性、信頼性、そして精度の高い検査を保証しなければなりません。当院は放射線のリスクを最小限にとどめ、高品質な画像を常に提供することができる施設ということが認められました。また放射線科では、検診マンモグラフィ読影認定医が5名、検診マンモグラフィ撮影認定技師が3名在籍しています。乳房撮影装置、撮影技術、読影技術ともに認定されましたが、今後とも診断技術の向上を目指していきます。

医療機器

デジタルPET-CT装置

PET-CT検査はFDGという放射性物質を含むお薬を注射し、体内のFDGの分布をカメラで撮影して、病変の場所を診断する検査です。FDGはブドウ糖とよく似た物質で、がん細胞のようなたくさんエネルギーを消費する病変に多く集積するため、がん病変が見つけやすくなります。ただし、がん以外に炎症や代謝の旺盛な正常組織にも集積するため、CTMRIなどの他の画像検査や血液検査などと組み合わせて、総合的に判断していきます。

超高磁場(3.0テスラ)全身用MRI装置

超高磁場(3.0テスラ)全身用MRI装置

従来のMRIと比べ2倍の感度をもち、より細かい病変を抽出することが可能になりました。全身の臓器や関節、血管などの画像をあらゆる方向から写し出すことができ、放射線の被曝もない、体にやさしい検査です。70cmのワイドボアのため、通常のMRI装置と比べ、圧迫感が少なく安心して検査を受けていただけます。3.0テスラMRIは強力な磁場の基に極めて鮮明な画像が期待でき、従来は描出できなかった疾患をスピーディーに見つけることが可能になります。

全身用X線CT診断装置(320列)

全身用X線CT診断装置(320列)

最大16cmの範囲を一回転0.35秒で捉えるため、心臓のように激しく動く臓器をありのまま再現。撮影時間が短くなることで造影剤の量や放射線被爆も大幅に低減し、患者さまの安全も守ります。320列CTは撮影速度の短縮による被爆線量の減少とともに、脳血管障害や虚血性心疾患の検査にも威力を発揮します。ほかに80列CT、64列CT、4列CTも導入しています。

一般撮影装置

FPD(フラットパネルディテクタ)を全部屋に搭載し、よりスピーディーに、かつ被ばくを少なく高精細なレントゲン撮影が可能になります。また長尺撮影装置により、全脊椎や下肢全長など広範囲な撮影も1回でおこなうことが可能になります。

デジタルカメラガンマ装置

デジタルカメラガンマ装置

きわめて微量の放射性医薬品(RI)を人体に投与し、その動きを身体の外側から高感度のカメラで追跡し、心臓の動き具合や形態、全身の血流量・代謝機能などを診断します。

X線循環器診断システム

X線循環器診断システム

従来の血管撮影装置よりも少ないX線で鮮明な撮影ができ、心臓血管や腹部血管はもちろん、下肢血管に至るまで、一度に広範囲の撮影・診断が可能となり、短時間で高精度の検査・治療をおこなうことができます。X線アンギオグラフィシステムは心臓領域、脳血管領域の診断・治療から、循環器、一般血管領域の診断・治療までおこなうことができ、画像診断からカテーテル治療まで幅広く利用することができます。

血管造影撮影装置

血管造影撮影装置

脳疾患及び腹部領域に対する血管撮影とカテーテル法による治療をおこなう専門装置として、ドイツ シーメンス社製フルデジタル血管撮影装置「Artis zee BA Twin」を使用しています。世界中のたくさんの医療機関で採用され、高い評価を得ている装置です。この血管撮影装置は、血管内に細かい管(カテーテル)を挿入し造影剤を注入することで、微細な血管病変(狭窄、閉塞等)の診断を可能にします。さらに、検査からすぐさま脳卒中のステント治療など、緊急治療への対応も可能な装置です。また、検査を受ける患者さまの放射線被爆の低減を十分に考慮したシステムですので、安心して検査を受けることができます。

ハイブリッド手術室(血管造影撮影装置)

手術室にPhilips社製心血管・脳血管撮影装置「Allura Xper FD20」を搭載し、カテーテルによる血管内治療と外科手術を一緒におこなうことができます。ハイブリッド手術室が完備されたことにより、外科医と内科医の連携をより密接なものとし、最善のチーム医療と高度な医療技術の提供を目指していきます。

マンモグラフィ

マンモグラフィ

マンモグラフィに最適な直接変換方式検出器を使用したデジタル式X線撮影装置を採用し、空間解像力の良い高精細な画像を収集できます。トモシンセシス撮影も可能であり、質の高い診断画像を提供します。また、従来よりも圧迫の痛みを軽減する機構を搭載した装置を採用しています。

ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)

ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)

ESWLとは、体外から音速よりも速い衝撃波を体内の結石にあて塊を細かく砕き、尿とともに外へ排出させる治療法です。身体には一切メスを入れないので、最も負担の少ない治療法といえます。
ドイツで開発されたESWLは、1980年以降、優れた粉砕効果と身体への負担の少なさから世界中に普及し、尿路結石治療に革命的な変化をもたらしました。治療時間も約60分と短く、開腹手術ではないので身体に傷は残りません。破砕効果が高く痛みの少ない衝撃波を発生するため安全性があり、現在の尿路結石治療において第一選択となる治療法です。

デジタル式X線TV装置

デジタル式X線TV装置

デジタル式X線TV装置はFPD(平面検出器)を使用したX線装置で、歪みのない広範囲な視野で透視・撮影ができ、あらゆる検査に対応できる装置です。また、患者さまを動かすことなく、安全に頭から足先まで全身を多方面に撮影できます。

超音波画像診断装置(エコー)

超音波画像診断装置(エコー)

高空間・コントラスト分解能でアーチファクトの少ない画像を収集できます。

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