第7回 手術療法
(小高)
水曜日のこのコーナーは「健康のつボ~前立腺がんについて~」昨今、日本で、罹患数増加が最も著しいと言われている「がん」、「前立腺がん」について、一宮西病院 泌尿器科部長の 永田大介(ながただいすけ)先生にお話をうかがっていきます。
(小高)
早期発見であるほど、治療の選択肢が広がるのが「前立腺がん」です。その中で、がんが前立腺の中に留まっている場合、一般的なのが手術療法になるんだそうです。
(つボイ)
ただし他のがんと違って部分切除ではなく、前立腺がんの場合は『全摘手術になる』ということですよ。
(小高)
その手術療法にもいくつか方法があります。今日は永田先生に、手術療法について詳しくうかがいました!
~~~~~~~~~~~~
(永田)
手術療法というのは、「前立腺」と「前立腺の付属器」を体の中から取り除くのが目標になるんですけど。僕が医者になった24年前はおなかを切り開く「開腹手術」しか術法がなかったんですけど、2000年頃から、『腹腔鏡手術』という体に穴(5か所)をあけて手術する方法が出て来たんです。腹腔鏡手術って難しくてですね、腹腔鏡手術を補うために、手術用のロボットが開発されて!今は腹腔鏡にロボットをくっつけた手術というのが一般的になってきましたね。
(つボイ)
ロボットと聞くと、僕らロボット第一世代というか鉄腕アトムなんか見てきた世代ですけど(笑)ガショーンガショーンって動くイメージが強いんですが、ぎこちない動きをするというか(笑)そんな大雑把な動きとかするものなんでしょうか?!
(小高)
そんな動きはしないでしょ(笑)
(永田)
これが腹腔鏡の手術だと、外から見てるとガショーンガショーンって動いてるように見えるんですけど(笑)中の鉗子の先端なんかは非常にしなやかに動くんですね。
(小高)(つボイ)
へえ~~~!
(つボイ)
安心できるように外も静かに動いてほしいものですね(笑)
(小高)
病院が持ってる施設的な事もありますもんね。
(永田)
そうですね。
(小高)
今ご紹介いただいた3種類の手術にも方法があるという事ですが、それぞれ先生の得意なものですとか・・・。
(永田)
僕今49歳ですけど、お腹切る手術から入ってる人間からすると、腹腔鏡手術ってとっつきにくかったんですけど(笑)まあでもやらなきゃいけなと思っていてやり始めたんですけど。何というか「その先生が得意とする分野」ですね。僕もそうですがそれぞれ先生によって違うので、お腹切るのが得意な先生は開腹手術しますし、腹腔鏡がが得意な先生は腹腔鏡しますし、新しいものが好きで少し楽したいなって時はロボットにお願いしたり。
(つボイ)
色々できる訳ですね(笑)
(小高)
病院が持ってる施設的な事もありますもんね。
(永田)
そうですね。ロボットもお高いので(苦笑)
(小高)
手術を受ける側からすれば、人情的になるべく楽で効果のある手術がいいな~とも思うのですが、それぞれ手術によってメリット・デメリットってあるんでしょうか?
(永田)
お腹を開く手術って今はそんなにメリットないんです。腹腔鏡手術だと患者さんへの負担が少なくて。腹腔鏡された患者さんて手術の次の日普通に歩いてたりするので・・・負担としては4分の1か、5分の1程にかなり軽減できてる状態です。
(小高)
ロボット手術はどうですか?
(永田)
ロボット手術は基本的に腹腔鏡手術の延長で、患者さんの負担面からするとロボット手術でも腹腔鏡手術でもそれほど変わらないですね。
(つボイ)
へえ~!
(小高)
操作してるのはお医者さんですもんね。
(永田)
そうですね(笑)ロボットの方がお医者さんの負担は楽になるかな、という感じですね。
(つボイ)
ロボット、お高いという話なんですが・・・日本ではまだあんまり普及はしてないんですか?
(永田)
いや、それがですね、今すごい勢いでロボットが入ってきておりまして。今世界中のロボットの中で1番多いのはアメリカで、日本が今は2番なんです。
(小高)
そうなんですね。で最終的に治療法を決定していくと。
(つボイ)
これどこ製のロボットなんです・・・?
(永田)
一応アメリカ製ではあるんですが・・・パ―ツはほぼ「メイドインジャパン」という(笑)
(つボイ)
それは嬉しいですね(笑)
~~~~~~~~~~~~
(つボイ)
色々勉強させて頂きましたけれども、腹腔鏡下手術が身体に負担が少ないということは、手術後の経過も早いということですよね。ありがたいことです。
(小高)
そして腹腔鏡下手術をする先生を助けるのが手術用ロボット。そのパーツには、多く、日本製のものが使われているということです♪
さて来週は、永田先生が得意とする『低侵襲の腹腔鏡下手術』について詳しくうかがいます!
(つボイ)
体に穴をあけるって言ってましたよね。詳しく教えてもらいたいです。
(小高)
『健康のつボ~前立腺がんについて~』でした♪
水曜日のこのコーナーは「健康のつボ~前立腺がんについて~」昨今、日本で、罹患数増加が最も著しいと言われている「がん」、「前立腺がん」について、一宮西病院 泌尿器科部長の 永田大介(ながただいすけ)先生にお話をうかがっていきます。
(小高)
早期発見であるほど、治療の選択肢が広がるのが「前立腺がん」です。その中で、がんが前立腺の中に留まっている場合、一般的なのが手術療法になるんだそうです。
(つボイ)
ただし他のがんと違って部分切除ではなく、前立腺がんの場合は『全摘手術になる』ということですよ。
(小高)
その手術療法にもいくつか方法があります。今日は永田先生に、手術療法について詳しくうかがいました!
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(永田)
手術療法というのは、「前立腺」と「前立腺の付属器」を体の中から取り除くのが目標になるんですけど。僕が医者になった24年前はおなかを切り開く「開腹手術」しか術法がなかったんですけど、2000年頃から、『腹腔鏡手術』という体に穴(5か所)をあけて手術する方法が出て来たんです。腹腔鏡手術って難しくてですね、腹腔鏡手術を補うために、手術用のロボットが開発されて!今は腹腔鏡にロボットをくっつけた手術というのが一般的になってきましたね。
(つボイ)
ロボットと聞くと、僕らロボット第一世代というか鉄腕アトムなんか見てきた世代ですけど(笑)ガショーンガショーンって動くイメージが強いんですが、ぎこちない動きをするというか(笑)そんな大雑把な動きとかするものなんでしょうか?!
(小高)
そんな動きはしないでしょ(笑)
(永田)
これが腹腔鏡の手術だと、外から見てるとガショーンガショーンって動いてるように見えるんですけど(笑)中の鉗子の先端なんかは非常にしなやかに動くんですね。
(小高)(つボイ)
へえ~~~!
(つボイ)
安心できるように外も静かに動いてほしいものですね(笑)
(小高)
病院が持ってる施設的な事もありますもんね。
(永田)
そうですね。
(小高)
今ご紹介いただいた3種類の手術にも方法があるという事ですが、それぞれ先生の得意なものですとか・・・。
(永田)
僕今49歳ですけど、お腹切る手術から入ってる人間からすると、腹腔鏡手術ってとっつきにくかったんですけど(笑)まあでもやらなきゃいけなと思っていてやり始めたんですけど。何というか「その先生が得意とする分野」ですね。僕もそうですがそれぞれ先生によって違うので、お腹切るのが得意な先生は開腹手術しますし、腹腔鏡がが得意な先生は腹腔鏡しますし、新しいものが好きで少し楽したいなって時はロボットにお願いしたり。
(つボイ)
色々できる訳ですね(笑)
(小高)
病院が持ってる施設的な事もありますもんね。
(永田)
そうですね。ロボットもお高いので(苦笑)
(小高)
手術を受ける側からすれば、人情的になるべく楽で効果のある手術がいいな~とも思うのですが、それぞれ手術によってメリット・デメリットってあるんでしょうか?
(永田)
お腹を開く手術って今はそんなにメリットないんです。腹腔鏡手術だと患者さんへの負担が少なくて。腹腔鏡された患者さんて手術の次の日普通に歩いてたりするので・・・負担としては4分の1か、5分の1程にかなり軽減できてる状態です。
(小高)
ロボット手術はどうですか?
(永田)
ロボット手術は基本的に腹腔鏡手術の延長で、患者さんの負担面からするとロボット手術でも腹腔鏡手術でもそれほど変わらないですね。
(つボイ)
へえ~!
(小高)
操作してるのはお医者さんですもんね。
(永田)
そうですね(笑)ロボットの方がお医者さんの負担は楽になるかな、という感じですね。
(つボイ)
ロボット、お高いという話なんですが・・・日本ではまだあんまり普及はしてないんですか?
(永田)
いや、それがですね、今すごい勢いでロボットが入ってきておりまして。今世界中のロボットの中で1番多いのはアメリカで、日本が今は2番なんです。
(小高)
そうなんですね。で最終的に治療法を決定していくと。
(つボイ)
これどこ製のロボットなんです・・・?
(永田)
一応アメリカ製ではあるんですが・・・パ―ツはほぼ「メイドインジャパン」という(笑)
(つボイ)
それは嬉しいですね(笑)
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(つボイ)
色々勉強させて頂きましたけれども、腹腔鏡下手術が身体に負担が少ないということは、手術後の経過も早いということですよね。ありがたいことです。
(小高)
そして腹腔鏡下手術をする先生を助けるのが手術用ロボット。そのパーツには、多く、日本製のものが使われているということです♪
さて来週は、永田先生が得意とする『低侵襲の腹腔鏡下手術』について詳しくうかがいます!
(つボイ)
体に穴をあけるって言ってましたよね。詳しく教えてもらいたいです。
(小高)
『健康のつボ~前立腺がんについて~』でした♪