第12回 ハートセンターの存在
(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ!~心臓病について~』。日本人の死因第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科カテーテル室長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。
(寺村)
よろしくお願いします。
(つボイ)
よろしくお願いいたします。
(小高)
このところ先生に心臓病について色々伺っておりますが、よくハートセンターという言葉がでてきます。今日はこのハートセンターについて改めてどんな組織か、その意義について詳しく教えてください。
(寺村)
ハートセンターは主に僕の所属している循環器内科、心臓血管外科の二つで構成しているチームです。加えて看護師さん、薬剤師さん、理学療法士さんなどの心臓病の患者さんを治療するスタッフ全員のことを指しています。
これは、患者さんの治療方針が個々で変わるからです。僕は循環器内科でカテーテル治療を専門にしているので、例えば患者さんが紹介でこちらに来られて検査を受けても、診断結果をみるとカテーテル治療より心臓血管外科の先生が行う心臓の手術の方が良い場合もあります。ですので、患者さん一人ひとりの治療方針をチームの全員で相談して「一番適切な治療は何か」を検討して提示していく・・・そういう集まりです。
(小高)
内科的治療と外科医治療っていうのがある中でその患者さんにふさわしい最適な治療的を総合的に考えて決めていくと。
(つボイ)
心臓でも何でもこいよということですね。うちではちょっと・・・じゃなくて、内科的でも外科的でも・・・と。
(寺村)
僕らは一人のスタッフだけで決めるのではなくて、スタッフ全員で患者さんのことをみていますので、一番適切な治療方法も提示させていただくということができます。
(小高)
じゃあ、よくドラマである『○○科と○○科が対立して・・・』とか『これはうちの患者だ!!』とかは起こらない?
(寺村)
ははは。そうですね。ハートセンターがあるので、そういうことがないように意見を出し合っています。
(つボイ)
あなたが見たドラマはハートセンターのないドラマね。
(小高)
そういうことですかね。実際の病院ではそういったことはないんでしょうね。
(つボイ)
いや~本当ですね。患者さんにとっては心強いですよね。
(小高)
逆に言うと、自分はどっちの科に行けばよいか分からないんだけどというときとかはさ、
(寺村)
そうですね、とりあえず来ていただければと思います。
(小高)
そういうことですよね。
(寺村)
手術が必要だと紹介されて来られた患者さんでも、検査してみたら実は手術が必要なかったとか、これはまだお薬で様子見れるっていう方もいますし、その患者さんによって変わってきます。
僕はカテーテルが専門なのでやはりどうしてもカテーテルよりの考えになってしまうけれど、患者さんによっては違う治療法がいい場合もありますので、チームのみんなで相談して意見を出し合います。
また本当に悩ましい方もいらっしゃるので、その時は患者さんと相談してそれぞれのメリットデメリットを説明して患者さんに選択していただく場合もあります。
(小高)
私のことで寺村先生が悩んでいるのはもの凄く嬉しいけど・・・じゃなくて、悩まれる状態はきっと難しい時だと思うので深刻ですよね。はい、思い直しました。
(つボイ)
はは。そういったいろんな先生が一つのチームで治療にあたっているということですが、24時間体制でもあるんですよね?
(寺村)
そうですね、うちの病院もそうです。
(小高)
つボイさんが心筋梗塞のときは夜中だったんでしょ?
(つボイ)
はい、夜中でした。まったなしでしたね・・・。マンション買う時なんかに『文教地区でそばに病院があります』というのが売りになっていますよね。なんか・・・本当にそうだ。緊急時に病院行けるというのはやはり良いマンションの立地条件だな。
(小高)
やはりその辺を普段からチェックして考えておかないとね。
(つボイ)
本当にね。
(小高)
はい。今日もお話伺いました。ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。新生活フロッピー、『健康のつボ~心臓病について~』でした。
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ!~心臓病について~』。日本人の死因第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科カテーテル室長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。
(寺村)
よろしくお願いします。
(つボイ)
よろしくお願いいたします。
(小高)
このところ先生に心臓病について色々伺っておりますが、よくハートセンターという言葉がでてきます。今日はこのハートセンターについて改めてどんな組織か、その意義について詳しく教えてください。
(寺村)
ハートセンターは主に僕の所属している循環器内科、心臓血管外科の二つで構成しているチームです。加えて看護師さん、薬剤師さん、理学療法士さんなどの心臓病の患者さんを治療するスタッフ全員のことを指しています。
これは、患者さんの治療方針が個々で変わるからです。僕は循環器内科でカテーテル治療を専門にしているので、例えば患者さんが紹介でこちらに来られて検査を受けても、診断結果をみるとカテーテル治療より心臓血管外科の先生が行う心臓の手術の方が良い場合もあります。ですので、患者さん一人ひとりの治療方針をチームの全員で相談して「一番適切な治療は何か」を検討して提示していく・・・そういう集まりです。
(小高)
内科的治療と外科医治療っていうのがある中でその患者さんにふさわしい最適な治療的を総合的に考えて決めていくと。
(つボイ)
心臓でも何でもこいよということですね。うちではちょっと・・・じゃなくて、内科的でも外科的でも・・・と。
(寺村)
僕らは一人のスタッフだけで決めるのではなくて、スタッフ全員で患者さんのことをみていますので、一番適切な治療方法も提示させていただくということができます。
(小高)
じゃあ、よくドラマである『○○科と○○科が対立して・・・』とか『これはうちの患者だ!!』とかは起こらない?
(寺村)
ははは。そうですね。ハートセンターがあるので、そういうことがないように意見を出し合っています。
(つボイ)
あなたが見たドラマはハートセンターのないドラマね。
(小高)
そういうことですかね。実際の病院ではそういったことはないんでしょうね。
(つボイ)
いや~本当ですね。患者さんにとっては心強いですよね。
(小高)
逆に言うと、自分はどっちの科に行けばよいか分からないんだけどというときとかはさ、
(寺村)
そうですね、とりあえず来ていただければと思います。
(小高)
そういうことですよね。
(寺村)
手術が必要だと紹介されて来られた患者さんでも、検査してみたら実は手術が必要なかったとか、これはまだお薬で様子見れるっていう方もいますし、その患者さんによって変わってきます。
僕はカテーテルが専門なのでやはりどうしてもカテーテルよりの考えになってしまうけれど、患者さんによっては違う治療法がいい場合もありますので、チームのみんなで相談して意見を出し合います。
また本当に悩ましい方もいらっしゃるので、その時は患者さんと相談してそれぞれのメリットデメリットを説明して患者さんに選択していただく場合もあります。
(小高)
私のことで寺村先生が悩んでいるのはもの凄く嬉しいけど・・・じゃなくて、悩まれる状態はきっと難しい時だと思うので深刻ですよね。はい、思い直しました。
(つボイ)
はは。そういったいろんな先生が一つのチームで治療にあたっているということですが、24時間体制でもあるんですよね?
(寺村)
そうですね、うちの病院もそうです。
(小高)
つボイさんが心筋梗塞のときは夜中だったんでしょ?
(つボイ)
はい、夜中でした。まったなしでしたね・・・。マンション買う時なんかに『文教地区でそばに病院があります』というのが売りになっていますよね。なんか・・・本当にそうだ。緊急時に病院行けるというのはやはり良いマンションの立地条件だな。
(小高)
やはりその辺を普段からチェックして考えておかないとね。
(つボイ)
本当にね。
(小高)
はい。今日もお話伺いました。ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。新生活フロッピー、『健康のつボ~心臓病について~』でした。