第1回 乳腺外科医とは
(小高)
今日から『健康のつボ』は新シリーズ『乳がんについて』。女性であれば誰でも気になる「乳がん」について、一宮西病院 乳腺外科 部長で「乳腺専門医」の鈴木瞳(すずきひとみ)先生にお話をうかがっていきます。
(つボイ)
女性のがんで最初に浮かぶのは「乳がん」ですよね。
(小高)
そうですね!患者さんの数は多いんでしょうね~。さあ皆さん、マンモグラフィーとか検査も馴染みがあるんじゃないでしょうか?このシリーズでは、その「乳がん」について詳しく教えてもらいますが、まずはお話をうかがう鈴木先生の専門分野とプロフィールからご紹介します!
~~~~~~~
(鈴木)
乳腺外科領域でメインに扱うのは『乳がん』です。その他、授乳中の『乳腺炎』や『乳腺にできる良性疾患』を扱っています。内分泌外科領域では、手術適応のバセドウ病や甲状腺腫瘍など、甲状腺疾患を主に診察しています。
(つボイ)
広いですね!
(小高)
その中で、鈴木先生のご専門というのが・・・
(鈴木)
はい、私の専門が『乳腺外科』です。
(小高)
その中も先生は「乳腺専門医」というのを持っていらしゃるとの事ですが、この「乳腺専門医」というのはどういうものなんでしょうか?
(鈴木)
「乳腺専門医」というのは、「日本乳癌学会」が認定する資格でして、まず「外科専門医」の資格取得後、手術の執刀数や論文、学会発表、筆記試験・面接などの条件をクリアして認定される専門医資格のことです。
(つボイ)
お医者さんになるだけでも大変やのに、なってからも勉強やら試験やら沢山あるんですね。
(鈴木)
そうですね(笑)
(小高)
その「乳腺専門医」ていうものに限っていくと、皆さんが持ってる資格ではないというものなんでしょうか?
(鈴木)
そうですね・・・がん拠点病院でも乳腺専門医のいない施設もあったりして、まだまだ有資格者が少ない状況かと思います。
(小高)
そうやって聞くと改めて鈴木先生はすごいんだ!という事がよく分かりますが。そんなすごい先生に恥ずかしい過去があるとも聞いているんですが・・・聞いちゃってもいいですか?
(鈴木)
お願いします(笑)
(小高)
実は!鈴木先生はつボイさんの高校の後輩だそうです!!恥ずかしい~~~~~~!
(つボイ)
えぇっ!?そうなんですか!?どおりで・・・初めてお会いした時から光り輝いていたと思いましたよ。
(鈴木)
(笑)
(小高)
先生、ちょっと話それますけど、高校時代ににつボイノリオさんのことはご存じだったんですか?
(鈴木)
勿論です!大先輩ですから(笑)
(つボイ)
ちょっと試してみましょうかね・・・(母校の校歌を口ずさむ♪~)。
(鈴木)
あぁ・・・!懐かしい~・・・(笑)
(小高)
なんですか?それ・・・。
(つボイ)
校歌です!
(鈴木)
校歌です(笑)
(つボイ)
証明できました!この方私の後輩です!
(鈴木)
あぁ久しぶりに聞きました・・・あはは(笑)
(小高)
え~~~ということは一旦置いておいて。先生は病院で直接治療をなさるだけではなく、病院の外に出て、「色んながん患者さんのサポート」なんてのも積極的に参加されてるんですよね?
(鈴木)
はい。乳がんは罹患する人は多いですが、完治する方も多いがんですので、治療後の定期受診というのが非常に大切で・・・患者さんお一人お一人との付き合いが非常に長くなります。そんな患者さんを「病気を治す」だけではなくて、「人として丸ごとケア」して患者さんと一緒に走っていくことをモットーに診療をしています。例えば患者さん同士が悩みを話しあったり、情報交換したりする場も大切だと考えていまして。診察室の外では、そういった「ピア・サポートコミュニティ(PSC)」の活動に力を入れています。
(つボイ)
この病気って、非常に女性の方の、繊細な病気ですもんね。
(鈴木)
そうですね~。
(つボイ)
必要ですよ、そういったケアは。
(小高)
先生、そういったケアサ方面でも色んな資格を持っていらっしゃるという。
(鈴木)
そうですね、関わらせて頂いている団体がいくつかありまして。『若年性乳がん』といって、40歳未満のお若い方で乳がんに罹患された方同士が集まるサポートコミュニティ『Pink Ring(ピンクリング)』という団体のメディカルアドバイザーをさせて頂いているのと、年齢を問わずがんに向き合う女性のためのSNS型サポートコミュニティ『Peer Ring(ピアリング)』の医療顧問をさせていただいております。
(つボイ)
これ、『ピンクリボン運動(※ピンクリボン運動とは、乳がんについての正しい知識を多くの人に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る活動のこと)』から来てるから「ピンク~」っていう名前なんですかね?
(鈴木)
そうです~!
(小高)
やっぱり『乳がん』って身近な病気というか、色々知りたいなって思っていらっしゃる方も多い病気だと思いますので。
(つボイ)
先生にはこれからも色々教えて頂きたいと思います!
(鈴木)
よろしくお願いします♪
~~~~~~~
(つボイ)
さすがでしょ。私の後輩。
(小高)
ちゃんとした卒業生もいらっしゃるんですね(笑)質の高い治療経験と幅広い診療知識が求められる乳腺専門医の資格を持った先生がいらっしゃると、受診の時に「信頼」と「安心感」が得られますよね~。しかも、院外でのサポートコミュニティでもしっかりケアしてくださる・・・頼もしい限りです。
(つボイ)
何と言いますか、女性同士だとデリケートな話でも聞いてくれそうで、安心できますね。
(小高)
そうですね、女性の方でそう感じられる方もいらっしゃると思います。
一宮西病院 乳腺外科 部長の鈴木瞳(すずきひとみ)先生でした。『健康のつボ~乳がんについて~』でした。
今日から『健康のつボ』は新シリーズ『乳がんについて』。女性であれば誰でも気になる「乳がん」について、一宮西病院 乳腺外科 部長で「乳腺専門医」の鈴木瞳(すずきひとみ)先生にお話をうかがっていきます。
(つボイ)
女性のがんで最初に浮かぶのは「乳がん」ですよね。
(小高)
そうですね!患者さんの数は多いんでしょうね~。さあ皆さん、マンモグラフィーとか検査も馴染みがあるんじゃないでしょうか?このシリーズでは、その「乳がん」について詳しく教えてもらいますが、まずはお話をうかがう鈴木先生の専門分野とプロフィールからご紹介します!
~~~~~~~
(鈴木)
乳腺外科領域でメインに扱うのは『乳がん』です。その他、授乳中の『乳腺炎』や『乳腺にできる良性疾患』を扱っています。内分泌外科領域では、手術適応のバセドウ病や甲状腺腫瘍など、甲状腺疾患を主に診察しています。
(つボイ)
広いですね!
(小高)
その中で、鈴木先生のご専門というのが・・・
(鈴木)
はい、私の専門が『乳腺外科』です。
(小高)
その中も先生は「乳腺専門医」というのを持っていらしゃるとの事ですが、この「乳腺専門医」というのはどういうものなんでしょうか?
(鈴木)
「乳腺専門医」というのは、「日本乳癌学会」が認定する資格でして、まず「外科専門医」の資格取得後、手術の執刀数や論文、学会発表、筆記試験・面接などの条件をクリアして認定される専門医資格のことです。
(つボイ)
お医者さんになるだけでも大変やのに、なってからも勉強やら試験やら沢山あるんですね。
(鈴木)
そうですね(笑)
(小高)
その「乳腺専門医」ていうものに限っていくと、皆さんが持ってる資格ではないというものなんでしょうか?
(鈴木)
そうですね・・・がん拠点病院でも乳腺専門医のいない施設もあったりして、まだまだ有資格者が少ない状況かと思います。
(小高)
そうやって聞くと改めて鈴木先生はすごいんだ!という事がよく分かりますが。そんなすごい先生に恥ずかしい過去があるとも聞いているんですが・・・聞いちゃってもいいですか?
(鈴木)
お願いします(笑)
(小高)
実は!鈴木先生はつボイさんの高校の後輩だそうです!!恥ずかしい~~~~~~!
(つボイ)
えぇっ!?そうなんですか!?どおりで・・・初めてお会いした時から光り輝いていたと思いましたよ。
(鈴木)
(笑)
(小高)
先生、ちょっと話それますけど、高校時代ににつボイノリオさんのことはご存じだったんですか?
(鈴木)
勿論です!大先輩ですから(笑)
(つボイ)
ちょっと試してみましょうかね・・・(母校の校歌を口ずさむ♪~)。
(鈴木)
あぁ・・・!懐かしい~・・・(笑)
(小高)
なんですか?それ・・・。
(つボイ)
校歌です!
(鈴木)
校歌です(笑)
(つボイ)
証明できました!この方私の後輩です!
(鈴木)
あぁ久しぶりに聞きました・・・あはは(笑)
(小高)
え~~~ということは一旦置いておいて。先生は病院で直接治療をなさるだけではなく、病院の外に出て、「色んながん患者さんのサポート」なんてのも積極的に参加されてるんですよね?
(鈴木)
はい。乳がんは罹患する人は多いですが、完治する方も多いがんですので、治療後の定期受診というのが非常に大切で・・・患者さんお一人お一人との付き合いが非常に長くなります。そんな患者さんを「病気を治す」だけではなくて、「人として丸ごとケア」して患者さんと一緒に走っていくことをモットーに診療をしています。例えば患者さん同士が悩みを話しあったり、情報交換したりする場も大切だと考えていまして。診察室の外では、そういった「ピア・サポートコミュニティ(PSC)」の活動に力を入れています。
(つボイ)
この病気って、非常に女性の方の、繊細な病気ですもんね。
(鈴木)
そうですね~。
(つボイ)
必要ですよ、そういったケアは。
(小高)
先生、そういったケアサ方面でも色んな資格を持っていらっしゃるという。
(鈴木)
そうですね、関わらせて頂いている団体がいくつかありまして。『若年性乳がん』といって、40歳未満のお若い方で乳がんに罹患された方同士が集まるサポートコミュニティ『Pink Ring(ピンクリング)』という団体のメディカルアドバイザーをさせて頂いているのと、年齢を問わずがんに向き合う女性のためのSNS型サポートコミュニティ『Peer Ring(ピアリング)』の医療顧問をさせていただいております。
(つボイ)
これ、『ピンクリボン運動(※ピンクリボン運動とは、乳がんについての正しい知識を多くの人に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る活動のこと)』から来てるから「ピンク~」っていう名前なんですかね?
(鈴木)
そうです~!
(小高)
やっぱり『乳がん』って身近な病気というか、色々知りたいなって思っていらっしゃる方も多い病気だと思いますので。
(つボイ)
先生にはこれからも色々教えて頂きたいと思います!
(鈴木)
よろしくお願いします♪
~~~~~~~
(つボイ)
さすがでしょ。私の後輩。
(小高)
ちゃんとした卒業生もいらっしゃるんですね(笑)質の高い治療経験と幅広い診療知識が求められる乳腺専門医の資格を持った先生がいらっしゃると、受診の時に「信頼」と「安心感」が得られますよね~。しかも、院外でのサポートコミュニティでもしっかりケアしてくださる・・・頼もしい限りです。
(つボイ)
何と言いますか、女性同士だとデリケートな話でも聞いてくれそうで、安心できますね。
(小高)
そうですね、女性の方でそう感じられる方もいらっしゃると思います。
一宮西病院 乳腺外科 部長の鈴木瞳(すずきひとみ)先生でした。『健康のつボ~乳がんについて~』でした。