第12回 脳卒中予防10か条
(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ!~脳卒中について~』。がん・心臓病と並んで日本人の死因の上位に挙げられる『脳卒中』について専門の先生にお話を伺っています。ゲストは一宮西病院の脳神経外科医長の伊藤圭佑先生です。よろしくお願いします。
(伊藤)
よろしくお願いします。
(つボイ)
リスナーからメッセージを頂いております。大阪からラジオネーム『ロザンナ』さんです。『私も肥満気味だったので、昨年の健康診断をきっかけに毎日自宅にあるルームランナーで出勤前30分歩くようにしたところ、血圧が若干ですが低下しました。以前は150近くあったんですが今は140以下になったので、やはり毎日の運動は大切だと思います。また私も小高さん同様、タバコは吸わないのですがお酒は大好きなので・・・』、これ両方同様なんですよ。タバコを吸わないことも同様ですし、お酒大好きというのも同様ですね。
(小高)
私と全く一緒ですね。
(つボイ)
『なので飲み過ぎないよう、週に2~3日は休肝日をつくるようにしています。』ここが小高さんと同様ではないところですね!
(小高)
素晴らしい~!!
(つボイ)
『私も栄光の69歳まであと14年ですので、それまで元気で「聞けば聞くほど」が聞けるよう頑張ります』というお便りをいただいておりました。
(小高)
ルームランナーで30分ぐらい歩くっていうのは運動の中ではそこまでハードではないですけれど、これで血圧が10ちょい下がったんでしょ。すごいですね。
(伊藤)
大事だと思います。下がった度合いより、その結果どのくらいの数値になったかが大事で、140だともう少し下げたいところですけれど、でも良い結果ですね。あと少しです。
(つボイ)
適正はどのくらいですか?
(伊藤)
130以下くらいが一番良いです。
(小高)
でもあともうちょっとだもんね。
(伊藤)
そうですね。血圧を下げるのは脳卒中の予防の点からはすごく大事です。日本脳卒中協会も『脳卒中の予防10か条』というものを作っています。
(小高)
私が10か条をチャチャッと読み上げますね。皆さん、よく聞いていてくださいよ。
【脳卒中予防10か条】
(つボイ)
私、今聞いていて内容よりも感心したことがあってね、日本脳卒中協会はこの10ヶ条を五七五でかなり綺麗にまとめましたね。
(小高)
カルタを作ってもいいかもしれないね。さっきのリスナーさんのお便りにあった「アルコール」とか「運動」というのもこの中にちゃんと入っていますね。
(伊藤)
そうですね。
(小高)
先生、この中でも特に気をつけたほうがいい大事なことは何かありますか?
(伊藤)
一番はやっぱり、一番最初に挙がっている「血圧」ですね。脳卒中に限らず心臓もそうですけれども、「高血圧」が血管の病気の一番のリスクになるっていうのは明らかです。血圧はやっぱり注意した方がいいです。
(小高)
高血圧の人と高血圧じゃない人を比べると、リスクはどれぐらいあるんですか?
(伊藤)
だいたい3倍以上といわれています。
(つボイ)
3倍!?
(小高)
うわぁ・・・。でも今言った10か条をそれぞれちょっとずつ気をつけていくと、階段式にリスクが減ってくると考えられますよね。
(伊藤)
そうですね。
(つボイ)
『万病の 引き金になる 太りすぎ』ってあるでしょ。先生、素人目ですけれど、体重を落とすと血圧って下がりますね。
(伊藤)
はい、下がります。
(つボイ)
だからこれも大事なことですよ。さっきお便りくださった方も、血圧が下がったのはルームランナーで体重を減らしたからかもしれない。
(小高)
そうですね。10か条の中でも連動しているものがありますもんね。だから1つアクションを起こして、 3つぐらい連動しているものを気をつけると、非常にコスパが良いということですね。
(つボイ)
コスパ・・・。
(小高)
ということはやっぱり適度な運動が大事ですよね。
(伊藤)
運動はとても大事ですね。
(小高)
その運動も、あまり無茶苦茶ハードじゃなくても良いんですよね。
(伊藤)
そうですね。10か条にもある通り、体力に合わせて、無理な運動をしなくてもゆっくり歩くことから始めても良いと思います。
(小高)
うち、ステッパーがあるよ! ちょっと埃かぶっているけど・・・。
(つボイ)
それはなんにもならへん! 置いておいたら予防になるわけじゃないですよ! 使って予防になるんですよ!
(小高)
はい。ちょっと埃を払って始めないかんね。
(つボイ)
そういうことやわ。
(小高)
ということで、今日も一宮西病院の伊藤圭佑先生に伺いました。先生には、また来週もお話を伺います。よろしくお願いいたします。
(伊藤)
よろしくお願いします。
(小高)
ありがとうございました。『健康のつボ~脳卒中について~』でした。
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ!~脳卒中について~』。がん・心臓病と並んで日本人の死因の上位に挙げられる『脳卒中』について専門の先生にお話を伺っています。ゲストは一宮西病院の脳神経外科医長の伊藤圭佑先生です。よろしくお願いします。
(伊藤)
よろしくお願いします。
(つボイ)
リスナーからメッセージを頂いております。大阪からラジオネーム『ロザンナ』さんです。『私も肥満気味だったので、昨年の健康診断をきっかけに毎日自宅にあるルームランナーで出勤前30分歩くようにしたところ、血圧が若干ですが低下しました。以前は150近くあったんですが今は140以下になったので、やはり毎日の運動は大切だと思います。また私も小高さん同様、タバコは吸わないのですがお酒は大好きなので・・・』、これ両方同様なんですよ。タバコを吸わないことも同様ですし、お酒大好きというのも同様ですね。
(小高)
私と全く一緒ですね。
(つボイ)
『なので飲み過ぎないよう、週に2~3日は休肝日をつくるようにしています。』ここが小高さんと同様ではないところですね!
(小高)
素晴らしい~!!
(つボイ)
『私も栄光の69歳まであと14年ですので、それまで元気で「聞けば聞くほど」が聞けるよう頑張ります』というお便りをいただいておりました。
(小高)
ルームランナーで30分ぐらい歩くっていうのは運動の中ではそこまでハードではないですけれど、これで血圧が10ちょい下がったんでしょ。すごいですね。
(伊藤)
大事だと思います。下がった度合いより、その結果どのくらいの数値になったかが大事で、140だともう少し下げたいところですけれど、でも良い結果ですね。あと少しです。
(つボイ)
適正はどのくらいですか?
(伊藤)
130以下くらいが一番良いです。
(小高)
でもあともうちょっとだもんね。
(伊藤)
そうですね。血圧を下げるのは脳卒中の予防の点からはすごく大事です。日本脳卒中協会も『脳卒中の予防10か条』というものを作っています。
(小高)
私が10か条をチャチャッと読み上げますね。皆さん、よく聞いていてくださいよ。
【脳卒中予防10か条】
- 手始めに 高血圧から 治しましょう
- 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
- 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
- 予防には たばこを止める 意志を持て
- アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
- 高すぎる コレステロールも 見逃すな
- お食事の 塩分・脂肪 控えめに
- 体力に 合った運動 続けよう
- 万病の 引き金になる 太りすぎ
- 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
(つボイ)
私、今聞いていて内容よりも感心したことがあってね、日本脳卒中協会はこの10ヶ条を五七五でかなり綺麗にまとめましたね。
(小高)
カルタを作ってもいいかもしれないね。さっきのリスナーさんのお便りにあった「アルコール」とか「運動」というのもこの中にちゃんと入っていますね。
(伊藤)
そうですね。
(小高)
先生、この中でも特に気をつけたほうがいい大事なことは何かありますか?
(伊藤)
一番はやっぱり、一番最初に挙がっている「血圧」ですね。脳卒中に限らず心臓もそうですけれども、「高血圧」が血管の病気の一番のリスクになるっていうのは明らかです。血圧はやっぱり注意した方がいいです。
(小高)
高血圧の人と高血圧じゃない人を比べると、リスクはどれぐらいあるんですか?
(伊藤)
だいたい3倍以上といわれています。
(つボイ)
3倍!?
(小高)
うわぁ・・・。でも今言った10か条をそれぞれちょっとずつ気をつけていくと、階段式にリスクが減ってくると考えられますよね。
(伊藤)
そうですね。
(つボイ)
『万病の 引き金になる 太りすぎ』ってあるでしょ。先生、素人目ですけれど、体重を落とすと血圧って下がりますね。
(伊藤)
はい、下がります。
(つボイ)
だからこれも大事なことですよ。さっきお便りくださった方も、血圧が下がったのはルームランナーで体重を減らしたからかもしれない。
(小高)
そうですね。10か条の中でも連動しているものがありますもんね。だから1つアクションを起こして、 3つぐらい連動しているものを気をつけると、非常にコスパが良いということですね。
(つボイ)
コスパ・・・。
(小高)
ということはやっぱり適度な運動が大事ですよね。
(伊藤)
運動はとても大事ですね。
(小高)
その運動も、あまり無茶苦茶ハードじゃなくても良いんですよね。
(伊藤)
そうですね。10か条にもある通り、体力に合わせて、無理な運動をしなくてもゆっくり歩くことから始めても良いと思います。
(小高)
うち、ステッパーがあるよ! ちょっと埃かぶっているけど・・・。
(つボイ)
それはなんにもならへん! 置いておいたら予防になるわけじゃないですよ! 使って予防になるんですよ!
(小高)
はい。ちょっと埃を払って始めないかんね。
(つボイ)
そういうことやわ。
(小高)
ということで、今日も一宮西病院の伊藤圭佑先生に伺いました。先生には、また来週もお話を伺います。よろしくお願いいたします。
(伊藤)
よろしくお願いします。
(小高)
ありがとうございました。『健康のつボ~脳卒中について~』でした。