第13回 胃腸の病気の治療 おさらい
(小高)
毎週この時間は、「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
今回の「胃腸の病気」シリーズ、今日が最終回となります。
(つボイ)
食道、胃、小腸、大腸と消化器のいろんな病気を教えてもらいましたね。
(小高)
そして内視鏡の検査で、がんなどの病気は確認できるということでした。最終回の今日は、消化器内視鏡の専門家である 東(ひがし)先生 に、消化器の病気と内視鏡による早期発見について総まとめをしていただきます。
~~~~~~~
(東)
食道、胃、小腸、大腸のいわゆる消化管については、内視鏡を用いて、ある程度の診断が可能です。しかしながら、「消化管の動きの異常」や、「内臓の知覚過敏」などによって起こる機能性疾患(※代表的なものですと「過敏性腸症候群」ですとか、「機能性胃腸症」など)は、消化管に説明可能な異常がないので内視鏡とかカメラではいくら見ても分からないんですね、、、。
(小高)
症状が目で見てわかるものは、胃カメラとか内視鏡でわかるけれども、そういう目で見える症状がないものに関しては、診断が難しいと。
(つボイ)
私もこれ勉強してきましたよ、「機能性疾患」ですよね!ただれていたりとか、穴があいていたりとか、傷があったらわかるけれども、動きとかなんやらでの病気は分かりにくいんですよね。
(東)
その通りです。
(小高)
何でもお任せではないんだよ、ということですね。でもやっぱり「がんの発見」に関しては効果が高いと。
(東)
はい、効果が高いと思います。
(小高)
内視鏡で早期発見すれば軽い治療で済むと。
(東)
そうですね・・・一般的には早期のものですと内視鏡で治療することで根治可能ですし、それで難しい場合は外科的な手術で腸を切ってつなげるやり方で治療が可能です。どうしても外科手術の方が身体への負担が大きいですので、入院期間が長くなったり、退院後の生活の制限というのも発生してくるかと思います。
(つボイ)
私も聞きましたよ、これ。内視鏡とお腹切るのだと全然違うぞって。
(小高)
最近は胃カメラするのも、「口からにしますか?鼻からにしますか?」って選べるところも増えた印象ありますけど。鼻からと口からとで、どっちの方が見つけやすいとかってあるんでしょうか?
(東)
なかなか難しいところですけど、どうしてもカメラが太い方が良く見えますね。カメラが細いと画像の解像度が低くて。あとはご本人様の「つらさ」とか、「何を疑っているのか」にもよりますので、その点健康診断でやるカメラと、病気が見つかって詳しく診ようと思ってやるカメラとでは、やはりカメラの種類を変えたりしますね。
(つボイ)
あれやわ、一般人でも持ってる普通のカメラと一眼レフ的ないいやつとでは性能が違うんやわきっと。ええカメラやと解像度ええもの。
(小高)
そうですね~、でもまあ口からでも鼻からでも全般的に比較的優秀ということですね内視鏡というのは。色んな病気が発見できるという。
(東)
いいツールだと思います。
(つボイ)
なんか、安心ですよね。そういうしっかり内視鏡いうのでみてもらって。大事なことだと思いますよ。
(小高)
やっぱり一定の年齢になったら内視鏡で検査して安心が得られますね。
(東)
そうですね、ですので是非定期的な検診を受けて頂きたいですね。ただ最近は社会環境の変化や高齢化によりまして、生活習慣病をはじめとする様々な病気を併せ持つ患者さんが増えてきております。消化器内科も、単に消化器病のみを診断すれば良いのではないと思います。「糖尿病」などの「生活習慣病」や、様々な病気と複雑に絡み合っておりますので、そのようなことも念頭に置いて総合的に診療する必要があると思います。
(小高)
今まで先生に色んな病気のこと教えて頂きましたけど「食生活」って大事ですよね・・・。「食生活」って言ったら「胃腸」ですもんね!
(東)
そうですね。
(小高)
いろんな病気にならない為にも食生活はすごく大事。生活習慣病のチェックも大事だと!
(東)
はい、すごく大事です。
(つボイ)
分かりました~~~~~!
~~~~~~~
(つボイ)
はい。ということで今週も、内視鏡での検査、治療に関しては大勢の方からメッセージをいただいておりますのでね、ご紹介していきたいと思います。R.N知多のヒゲさんより。「父親が大腸癌を患ったこともあり、定期的に大腸内視鏡検査をしています。先日も検査しました。ポリープも癌もなく、キレイな大腸でした。今後も定期的に検査していこうと思います。」R.Nたけちゃんの母さん「私も早期発見で命拾いをしました。自覚症状全くなし。内視鏡手術で除去!1泊入院で済んで、1年後≪完治≫のお墨付きをいただきました」早かったからやわ、この方。その他にも、「かめちゃん」「岡崎の一番星さん」「ワールドさん」「味噌カツ屋のオヤジさん」「ダークサイダーって美味しいの?さん」からも沢山いただいております。
(小高)
沢山のメッセージ本当にありがとうございます!早期発見で治った方のメッセージは心が力づけられますね!皆さんも定期的な検査で早期発見を心がけてください。そして、普段からの生活習慣病へのチェック。これが健康の維持に大切なことも忘れてはなりません。
(小高)
今回のシリーズは「胃腸の病気について」一宮西病院の東(ひがし)先生にお話をうかがってきました。先生、ありがとうございました!『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。
毎週この時間は、「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
今回の「胃腸の病気」シリーズ、今日が最終回となります。
(つボイ)
食道、胃、小腸、大腸と消化器のいろんな病気を教えてもらいましたね。
(小高)
そして内視鏡の検査で、がんなどの病気は確認できるということでした。最終回の今日は、消化器内視鏡の専門家である 東(ひがし)先生 に、消化器の病気と内視鏡による早期発見について総まとめをしていただきます。
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(東)
食道、胃、小腸、大腸のいわゆる消化管については、内視鏡を用いて、ある程度の診断が可能です。しかしながら、「消化管の動きの異常」や、「内臓の知覚過敏」などによって起こる機能性疾患(※代表的なものですと「過敏性腸症候群」ですとか、「機能性胃腸症」など)は、消化管に説明可能な異常がないので内視鏡とかカメラではいくら見ても分からないんですね、、、。
(小高)
症状が目で見てわかるものは、胃カメラとか内視鏡でわかるけれども、そういう目で見える症状がないものに関しては、診断が難しいと。
(つボイ)
私もこれ勉強してきましたよ、「機能性疾患」ですよね!ただれていたりとか、穴があいていたりとか、傷があったらわかるけれども、動きとかなんやらでの病気は分かりにくいんですよね。
(東)
その通りです。
(小高)
何でもお任せではないんだよ、ということですね。でもやっぱり「がんの発見」に関しては効果が高いと。
(東)
はい、効果が高いと思います。
(小高)
内視鏡で早期発見すれば軽い治療で済むと。
(東)
そうですね・・・一般的には早期のものですと内視鏡で治療することで根治可能ですし、それで難しい場合は外科的な手術で腸を切ってつなげるやり方で治療が可能です。どうしても外科手術の方が身体への負担が大きいですので、入院期間が長くなったり、退院後の生活の制限というのも発生してくるかと思います。
(つボイ)
私も聞きましたよ、これ。内視鏡とお腹切るのだと全然違うぞって。
(小高)
最近は胃カメラするのも、「口からにしますか?鼻からにしますか?」って選べるところも増えた印象ありますけど。鼻からと口からとで、どっちの方が見つけやすいとかってあるんでしょうか?
(東)
なかなか難しいところですけど、どうしてもカメラが太い方が良く見えますね。カメラが細いと画像の解像度が低くて。あとはご本人様の「つらさ」とか、「何を疑っているのか」にもよりますので、その点健康診断でやるカメラと、病気が見つかって詳しく診ようと思ってやるカメラとでは、やはりカメラの種類を変えたりしますね。
(つボイ)
あれやわ、一般人でも持ってる普通のカメラと一眼レフ的ないいやつとでは性能が違うんやわきっと。ええカメラやと解像度ええもの。
(小高)
そうですね~、でもまあ口からでも鼻からでも全般的に比較的優秀ということですね内視鏡というのは。色んな病気が発見できるという。
(東)
いいツールだと思います。
(つボイ)
なんか、安心ですよね。そういうしっかり内視鏡いうのでみてもらって。大事なことだと思いますよ。
(小高)
やっぱり一定の年齢になったら内視鏡で検査して安心が得られますね。
(東)
そうですね、ですので是非定期的な検診を受けて頂きたいですね。ただ最近は社会環境の変化や高齢化によりまして、生活習慣病をはじめとする様々な病気を併せ持つ患者さんが増えてきております。消化器内科も、単に消化器病のみを診断すれば良いのではないと思います。「糖尿病」などの「生活習慣病」や、様々な病気と複雑に絡み合っておりますので、そのようなことも念頭に置いて総合的に診療する必要があると思います。
(小高)
今まで先生に色んな病気のこと教えて頂きましたけど「食生活」って大事ですよね・・・。「食生活」って言ったら「胃腸」ですもんね!
(東)
そうですね。
(小高)
いろんな病気にならない為にも食生活はすごく大事。生活習慣病のチェックも大事だと!
(東)
はい、すごく大事です。
(つボイ)
分かりました~~~~~!
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(つボイ)
はい。ということで今週も、内視鏡での検査、治療に関しては大勢の方からメッセージをいただいておりますのでね、ご紹介していきたいと思います。R.N知多のヒゲさんより。「父親が大腸癌を患ったこともあり、定期的に大腸内視鏡検査をしています。先日も検査しました。ポリープも癌もなく、キレイな大腸でした。今後も定期的に検査していこうと思います。」R.Nたけちゃんの母さん「私も早期発見で命拾いをしました。自覚症状全くなし。内視鏡手術で除去!1泊入院で済んで、1年後≪完治≫のお墨付きをいただきました」早かったからやわ、この方。その他にも、「かめちゃん」「岡崎の一番星さん」「ワールドさん」「味噌カツ屋のオヤジさん」「ダークサイダーって美味しいの?さん」からも沢山いただいております。
(小高)
沢山のメッセージ本当にありがとうございます!早期発見で治った方のメッセージは心が力づけられますね!皆さんも定期的な検査で早期発見を心がけてください。そして、普段からの生活習慣病へのチェック。これが健康の維持に大切なことも忘れてはなりません。
(小高)
今回のシリーズは「胃腸の病気について」一宮西病院の東(ひがし)先生にお話をうかがってきました。先生、ありがとうございました!『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。