第12回 胃腸の病気 おさらい
(小高)
毎週この時間は、「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
食道・胃・大腸、そして小腸と、消化器の病気とその治療法をうかがって来ました。
(つボイ)
そのほとんどが内視鏡の検査で発見できることも教えていただきました。
(小高)
今回の胃腸の病気シリーズも、残すところ今週と来週の2回になりましたので、まとめということで、今日は改めて、消化器の病気をおさらいします!まずは、「消化器内科」とは?東(ひがし)先生です。
~~~~~~~
(東)
消化器内科とは、「胃」や「腸」を中心に診る科です。上から食道・胃・十二指腸・小腸・大腸。そこにある病気を診ていきます。代表的なものですと、食道では「逆流性食道炎」や「食道がん」。胃では「胃潰瘍」に「胃がん」、「ヘリコバクターピロリ感染胃炎」、大腸では「大腸がん」や「大腸ポリープ」などが多いですね。
(小高)
ピロリ菌は本当皆さん経験されているようでして・・・。
(つボイ)
お便りを頂いております!R.Nテリヤキチキンたまごさんから。「数年前にバリウム検査をした際、再検査となり内科で診てもらったらピロリ菌の治療が必要ということで薬を飲んで治療しました。」ということですねぇ。え~~それから、R.N愛人69号さんからも頂いております。「私も8年位前に胃が痛くて仕方なかったので胃カメラを全身麻酔でやりました。」
(小高)
つボイさんの仲間ですね、この方。
(つボイ)
んん~~そうです・・・。このお便りの続きでは「先生から、あんたピロリ菌いっぱいおるがね!これから1週間たくさん薬を飲みなさい~!!と言われ、その通りやったら見事綺麗に無くなりました。」と。他にも、R.N瀬戸の釣り堀さんからもR.N長良の人さんからもピロリ菌についてのお便りいただいております!
(小高)
やはりピロリ菌がいる、という患者さんは多いんですね?
(東)
日本ではおよそ3000万人いると言われています。近年衛生環境の改善で、若年層での感染数はかなり減ってきております。内視鏡では胃粘膜の炎症の状態を確認しまして、胃粘膜の一部を採取してピロリ菌の存在を調べたりします。
(つボイ)
覗いてみたらわかるんですよね?
(東)
ピロリ菌は非常に小さいので内視鏡で直接見えないんですよね。
(小高)
ピロリ菌が悪さをしてしまった状態を見ることができるので、これはピロリ菌がいるな、と判断がつけられるということですね?
(東)
その通りです。
(小高)
そしてピロリ菌がいるからと言ってすぐ「ガンだ!」「死んじゃうかも!」とまでは思わなくてもいい??のでしょうか??
(東)
ピロリ菌に感染してから慢性的な炎症が続くと、中にはがんができる場合もありますので、数十年というスパンになってくるかと思います。
(小高)
今はいいお薬があるので、早く見つけて。
(つボイ)
退治した方がいいですね!
(東)
そうですね。
(小高)
小腸や大腸ではどうでしょうか?
(東)
小腸や十二指腸では「潰瘍」などできたりします。小腸もカプセル内視鏡でしっかり検査ができるようになりましたので、いろんな病気ができるようになったと思います。大腸は大腸内視鏡で検査を行いますので、それに伴って「感染性腸炎」「大腸癌」「虚血性腸炎」、最近では若い人で増えているのは「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」という炎症性腸疾患という病気が増加傾向で、そのようなものが分かります。
(小高)
いろんな病気がありますけれども、ほとんどはその内視鏡で見つけることが可能になってきている、ということですよね?
(東)
ある程度はできると思います。
(つボイ)
見つけやすいよね!臓器も管になってるからね!
(小高)
特にがんは最初自覚症状がない場合は多いと聞いてますので・・・。
(東)
そうですね、ですのでやはり何らかの検査をしないとなかなか早期に見つけるのは難しいと思います。
(小高)
検査というのは、特に「この年齢はやったほうがいいよ」という年齢ですとかはありますでしょうか?
(東)
大腸がんの場合は検診がはじまるのが40歳をめどに。胃がんも40歳から50歳で始められたほうがよろしいかと思います。
(小高)
一般的な健康診断の中にこれも含まれてますもんね。
(東)
含まれてますね。
(つボイ)
自覚症状がなくても、「発見しやすい」というのは僕ら心頼みですね。
(東)
そうですね。
(小高)
特に内視鏡は直接見るという利点が。
(東)
そうですね、直接見て発見できますのでかなり有用だと思います。
~~~~~~~
(つボイ)
はい!ということですね~~~。 やっぱりすごい力を発揮する感じしますね。
(小高)
そうですね~。
(つボイ)
はいやっぱり検診大事ですよ。
(小高)
そうですね、早期発見して治療できれば5年後10年後の生存率が伸びるのもそうなんですけど、術後、日常生活を取り戻すのも簡単(楽)になるそうなので!その意味でも、定期的な検診が大切ですね。『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。
毎週この時間は、「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
食道・胃・大腸、そして小腸と、消化器の病気とその治療法をうかがって来ました。
(つボイ)
そのほとんどが内視鏡の検査で発見できることも教えていただきました。
(小高)
今回の胃腸の病気シリーズも、残すところ今週と来週の2回になりましたので、まとめということで、今日は改めて、消化器の病気をおさらいします!まずは、「消化器内科」とは?東(ひがし)先生です。
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(東)
消化器内科とは、「胃」や「腸」を中心に診る科です。上から食道・胃・十二指腸・小腸・大腸。そこにある病気を診ていきます。代表的なものですと、食道では「逆流性食道炎」や「食道がん」。胃では「胃潰瘍」に「胃がん」、「ヘリコバクターピロリ感染胃炎」、大腸では「大腸がん」や「大腸ポリープ」などが多いですね。
(小高)
ピロリ菌は本当皆さん経験されているようでして・・・。
(つボイ)
お便りを頂いております!R.Nテリヤキチキンたまごさんから。「数年前にバリウム検査をした際、再検査となり内科で診てもらったらピロリ菌の治療が必要ということで薬を飲んで治療しました。」ということですねぇ。え~~それから、R.N愛人69号さんからも頂いております。「私も8年位前に胃が痛くて仕方なかったので胃カメラを全身麻酔でやりました。」
(小高)
つボイさんの仲間ですね、この方。
(つボイ)
んん~~そうです・・・。このお便りの続きでは「先生から、あんたピロリ菌いっぱいおるがね!これから1週間たくさん薬を飲みなさい~!!と言われ、その通りやったら見事綺麗に無くなりました。」と。他にも、R.N瀬戸の釣り堀さんからもR.N長良の人さんからもピロリ菌についてのお便りいただいております!
(小高)
やはりピロリ菌がいる、という患者さんは多いんですね?
(東)
日本ではおよそ3000万人いると言われています。近年衛生環境の改善で、若年層での感染数はかなり減ってきております。内視鏡では胃粘膜の炎症の状態を確認しまして、胃粘膜の一部を採取してピロリ菌の存在を調べたりします。
(つボイ)
覗いてみたらわかるんですよね?
(東)
ピロリ菌は非常に小さいので内視鏡で直接見えないんですよね。
(小高)
ピロリ菌が悪さをしてしまった状態を見ることができるので、これはピロリ菌がいるな、と判断がつけられるということですね?
(東)
その通りです。
(小高)
そしてピロリ菌がいるからと言ってすぐ「ガンだ!」「死んじゃうかも!」とまでは思わなくてもいい??のでしょうか??
(東)
ピロリ菌に感染してから慢性的な炎症が続くと、中にはがんができる場合もありますので、数十年というスパンになってくるかと思います。
(小高)
今はいいお薬があるので、早く見つけて。
(つボイ)
退治した方がいいですね!
(東)
そうですね。
(小高)
小腸や大腸ではどうでしょうか?
(東)
小腸や十二指腸では「潰瘍」などできたりします。小腸もカプセル内視鏡でしっかり検査ができるようになりましたので、いろんな病気ができるようになったと思います。大腸は大腸内視鏡で検査を行いますので、それに伴って「感染性腸炎」「大腸癌」「虚血性腸炎」、最近では若い人で増えているのは「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」という炎症性腸疾患という病気が増加傾向で、そのようなものが分かります。
(小高)
いろんな病気がありますけれども、ほとんどはその内視鏡で見つけることが可能になってきている、ということですよね?
(東)
ある程度はできると思います。
(つボイ)
見つけやすいよね!臓器も管になってるからね!
(小高)
特にがんは最初自覚症状がない場合は多いと聞いてますので・・・。
(東)
そうですね、ですのでやはり何らかの検査をしないとなかなか早期に見つけるのは難しいと思います。
(小高)
検査というのは、特に「この年齢はやったほうがいいよ」という年齢ですとかはありますでしょうか?
(東)
大腸がんの場合は検診がはじまるのが40歳をめどに。胃がんも40歳から50歳で始められたほうがよろしいかと思います。
(小高)
一般的な健康診断の中にこれも含まれてますもんね。
(東)
含まれてますね。
(つボイ)
自覚症状がなくても、「発見しやすい」というのは僕ら心頼みですね。
(東)
そうですね。
(小高)
特に内視鏡は直接見るという利点が。
(東)
そうですね、直接見て発見できますのでかなり有用だと思います。
~~~~~~~
(つボイ)
はい!ということですね~~~。 やっぱりすごい力を発揮する感じしますね。
(小高)
そうですね~。
(つボイ)
はいやっぱり検診大事ですよ。
(小高)
そうですね、早期発見して治療できれば5年後10年後の生存率が伸びるのもそうなんですけど、術後、日常生活を取り戻すのも簡単(楽)になるそうなので!その意味でも、定期的な検診が大切ですね。『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。