第3回 胃がんについて
(小高)
このコーナーは「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
先週は、胃の病気にもいろいろあることを教えていただきました。
(つボイ)
胃炎に、ポリープに、胃潰瘍・・・とかね!
(小高)
今日はそんな中でも、一番気になる『胃がん』について教えていただきます。
~~~~~~~
(東)
男性と女性で若干異なるんですが、全体的に2000年頃から、総数では減って来ているんですが・・・それでも男性は前立腺がんに次いで2番目に多いです。女性は、乳がん、大腸がん、肺がんに次いで4番目。年齢的には50歳頃から増え始めます。年間の13万人前後の方が胃がんと診断されています。
(小高)
かかる方は多い印象ですね。死亡者数でいくとどうでしょうか?
(東)
男性は肺がんに次いで2番目に多く、女性も上位に入っているはずです、5番目か6番目くらいに。
(小高)
生存率って今どのくらいなんでしょうか?
(東)
5年生存率でいくと65%くらいですね。
(つボイ)
先生、これって発見の時期によるんじゃないでしょうか?
(東)
胃がんですとステージ1~ステージ4まであり、ステージ1に限れば生存率は95%くらい。早期発見が大切です。
(つボイ)
がんは早期発見が大切なんですね・・・。
(東)
その通りだと思います。
(小高)
先生、改めて『胃がん』というのはどういう病気なんでしょうか?
(東)
『胃がん』というのは、胃の粘膜にがん細胞が発生し、それがどんどん増えていき、良い細胞をやっつけて悪い細胞を広げていきます。早い段階であれば(胃壁の表面だけにがん細胞が留まっている状態)であれば、そこをごそっと取り除けば治ります。
(小高)
早い段階で何か症状とかあるんでしょうか?
(東)
ないですね。
(つボイ)
それががんのタチの悪いとこですわ・・・!痛かったりすれば気付くのに。
(小高)
「ちょっとズキズキお腹痛いな・・・」など、すでに症状が出てしまっている場合、胃がんの症状としてはどのくらいでしょうか?
(東)
ステージ2以上の場合が多いですね。
(小高)
じゃあステージ1の段階で発見しようと思うと、無症状のうちから検査をうけた方が良いということですね。
(つボイ)
胃がんになる原因としては何が理由で起こるものなんでしょうか?
(東)
一般的には「ヘリコバクターピロリ菌」という菌によって慢性的な胃炎が起こり、そこから『胃がん』になると言われています。
(つボイ)
なるほど。
(小高)
タバコも良くないと聞きますが・・・
(東)
タバコ良くないですね、あと塩分も良くないと言われています。
(小高)
お酒は・・・どうでしょう?(笑)
(東)
難しいところですね(笑)
(つボイ)
私も気になります・・・からいもの好きなので(笑)
(東)
基本的に塩分過多はよくないんですよね。
(小高)
確かに胃に刺激を与えて酷使するのはそりゃあ良くないですよね!ちなみに治療法についてですが、ステージ軽い段階だと内視鏡でよく見つかるとお聞きしますがそういう場合はどういう風に治療していくんですか?
(東)
以前は金属の輪っかで縛って焼き切る方法をとっていたんですけど。最近、内視鏡から電気メスのようなものを出して粘膜をはぎ取る方法が日本で開発されまして、世界に広まってまして。そういった方法で治療しています。早いがんであればしっかり治ります。
(小高)
それは入院が必要ですか?
(東)
必要ですね。1週間くらい。
(つボイ)
内視鏡というものは覗くだけではなく色んな事ができますね。
(東)
かなり機材が発達してきているので色んな事ができるようになってきてますね。
(つボイ)
がんになったらお腹切らなきゃいけない、って思っちゃいますけど。初期だとそういう事もないのは安心ですね。
(小高)
早期発見は大切ですね・・・やっぱり検査しっかりやっていきましょう(笑)
~~~~~~~
(つボイ)
やっぱり「早期発見」は繰り返し伝えていきたいなと思いました!
(小高)
食道の病気も胃の病気も、早期発見には内視鏡検査が有効だということは何度もお聞きしてきました。
(つボイ)
ピロリ菌というやつも気になりますね、名前はかわいいくせに。
(小高)
来週はそのあたりも先生に詳しく聞いていこうと思います!一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生でした。『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。
このコーナーは「健康のつボ~胃腸の病気について~」食べて消化する胃や腸は、私たちの健康と切っても切れない関係。そんな胃腸の健康、胃腸の病気について、一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生にお話を伺っていきます。
(小高)
先週は、胃の病気にもいろいろあることを教えていただきました。
(つボイ)
胃炎に、ポリープに、胃潰瘍・・・とかね!
(小高)
今日はそんな中でも、一番気になる『胃がん』について教えていただきます。
~~~~~~~
(東)
男性と女性で若干異なるんですが、全体的に2000年頃から、総数では減って来ているんですが・・・それでも男性は前立腺がんに次いで2番目に多いです。女性は、乳がん、大腸がん、肺がんに次いで4番目。年齢的には50歳頃から増え始めます。年間の13万人前後の方が胃がんと診断されています。
(小高)
かかる方は多い印象ですね。死亡者数でいくとどうでしょうか?
(東)
男性は肺がんに次いで2番目に多く、女性も上位に入っているはずです、5番目か6番目くらいに。
(小高)
生存率って今どのくらいなんでしょうか?
(東)
5年生存率でいくと65%くらいですね。
(つボイ)
先生、これって発見の時期によるんじゃないでしょうか?
(東)
胃がんですとステージ1~ステージ4まであり、ステージ1に限れば生存率は95%くらい。早期発見が大切です。
(つボイ)
がんは早期発見が大切なんですね・・・。
(東)
その通りだと思います。
(小高)
先生、改めて『胃がん』というのはどういう病気なんでしょうか?
(東)
『胃がん』というのは、胃の粘膜にがん細胞が発生し、それがどんどん増えていき、良い細胞をやっつけて悪い細胞を広げていきます。早い段階であれば(胃壁の表面だけにがん細胞が留まっている状態)であれば、そこをごそっと取り除けば治ります。
(小高)
早い段階で何か症状とかあるんでしょうか?
(東)
ないですね。
(つボイ)
それががんのタチの悪いとこですわ・・・!痛かったりすれば気付くのに。
(小高)
「ちょっとズキズキお腹痛いな・・・」など、すでに症状が出てしまっている場合、胃がんの症状としてはどのくらいでしょうか?
(東)
ステージ2以上の場合が多いですね。
(小高)
じゃあステージ1の段階で発見しようと思うと、無症状のうちから検査をうけた方が良いということですね。
(つボイ)
胃がんになる原因としては何が理由で起こるものなんでしょうか?
(東)
一般的には「ヘリコバクターピロリ菌」という菌によって慢性的な胃炎が起こり、そこから『胃がん』になると言われています。
(つボイ)
なるほど。
(小高)
タバコも良くないと聞きますが・・・
(東)
タバコ良くないですね、あと塩分も良くないと言われています。
(小高)
お酒は・・・どうでしょう?(笑)
(東)
難しいところですね(笑)
(つボイ)
私も気になります・・・からいもの好きなので(笑)
(東)
基本的に塩分過多はよくないんですよね。
(小高)
確かに胃に刺激を与えて酷使するのはそりゃあ良くないですよね!ちなみに治療法についてですが、ステージ軽い段階だと内視鏡でよく見つかるとお聞きしますがそういう場合はどういう風に治療していくんですか?
(東)
以前は金属の輪っかで縛って焼き切る方法をとっていたんですけど。最近、内視鏡から電気メスのようなものを出して粘膜をはぎ取る方法が日本で開発されまして、世界に広まってまして。そういった方法で治療しています。早いがんであればしっかり治ります。
(小高)
それは入院が必要ですか?
(東)
必要ですね。1週間くらい。
(つボイ)
内視鏡というものは覗くだけではなく色んな事ができますね。
(東)
かなり機材が発達してきているので色んな事ができるようになってきてますね。
(つボイ)
がんになったらお腹切らなきゃいけない、って思っちゃいますけど。初期だとそういう事もないのは安心ですね。
(小高)
早期発見は大切ですね・・・やっぱり検査しっかりやっていきましょう(笑)
~~~~~~~
(つボイ)
やっぱり「早期発見」は繰り返し伝えていきたいなと思いました!
(小高)
食道の病気も胃の病気も、早期発見には内視鏡検査が有効だということは何度もお聞きしてきました。
(つボイ)
ピロリ菌というやつも気になりますね、名前はかわいいくせに。
(小高)
来週はそのあたりも先生に詳しく聞いていこうと思います!一宮西病院・消化器内科部長 消化器内視鏡センター長の東玲治(ひがしれいじ)先生でした。『健康のつボ~胃腸の病気について~』でした。