第9回 足の血管、狭くなったらどうする?
(小高)
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~足は第二の心臓~』。血管が専門の先生に血管の病気についてお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科医長の市橋敬(いちはしけい)先生です。よろしくお願いします。
(つボイ)
よろしくお願いいたします。
(市橋)
よろしくお願いします。
(つボイ)
足の動脈硬化は足だけの問題ではなく、心臓とか脳の血管の病気にもつながると聞いております。
(小高)
それから足の動脈硬化によく似た症状があって、違う病気なんだけど見極めが難しいということでしたよね。脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)という病気、逆にそこまで心配することがないという下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)という病気など、足にまつわる色々なお話をこれまで伺ってきましたね。
(市橋)
そうですね。正しい知識を持つことで、むやみに怖がったり、すぐに治療を始めないといけないのに放っておいたりすることがないようにしないといけません。
(小高)
見極めること。
(つボイ)
耳が痛いな・・・。
(小高)
そして、両手・両足首の血圧を測るというABIという検査のことも教えていただきましたね。痛くないよと。
(つボイ)
そうそう。
(小高)
ただ先生、もし足の血管がすでに細くなっていた場合はどうすればいいでしょうか?
(市橋)
足の血管が狭くなると言うのは、動脈硬化の病気が進んでいるという状況ですので、リスクとしては糖尿病や高血圧、喫煙なども原因の一つです。それらをひとつひとつコントロールし、治療中の方はしっかりお薬飲むことが大事かなと思います。
(小高)
お薬もあるんですか?
(市橋)
そうですね。足の場合は、まず血液をサラサラにするお薬を飲んでいただくことを治療の一環として始めさせて頂いております。あとは、よく歩いていただく。「運動療法」という言葉がありまして、初期の症状であれば、お薬と運動療法で緩和することが可能です。
(小高)
運動か・・・。
(つボイ)
運動はやっぱり大事ですよね。
(小高)
でも、歩くと血管が太くなったりするんですか?
(市橋)
元々一本の血管ではなくて、細い血管もありますので、太い血管が一本詰まってしまっても、細い他の血管を太く強くしてあげるという意味合いが運動療法にはあります。
(つボイ)
なるほど。
(小高)
歩くと身体は痩せて、血管は太くなるっていいこと尽くめですね。歩かないといけませんね。
(つボイ)
運動はする・煙草はやめると。まさにこの『生活習慣病の対策そのもの』といっても過言ではないですよね。
(市橋)
そのとおりです。
(小高)
やっぱりそこに返っていくと。でも、運動だけではなんともならないよとそういう状況で病院に来られる方っていますよね。
(市橋)
そうですね。十分な運動療法と内服治療をしても症状が残る方はいますので、血行再建(けっこうさいけん)というカテーテル治療や、バイパス手術というものを治療としておすすめしております。
(小高)
カテーテル治療とバイパス手術というのがあるんですか?
(市橋)
バイパス手術は血管を繋ぐ手術です。カテーテルは狭いところを広げる手術です。それぞれ一長一短あります。
(小高)
なるほど。先生はカテーテル治療をメインにされているということなので、来週はカテール治療について先生に詳しく聞いていきたいと思っております。
(つボイ)
私もカテーテルにお世話になった人間ですから。
(小高)
心筋梗塞ですよね?
(つボイ)
そうです。
(小高)
はい、ということで今日も一宮西病院の市橋敬先生にお話を伺いました!来週も宜しくお願いします。新生活フロッピー『健康のつボ~足は第二の心臓~』でした。
水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~足は第二の心臓~』。血管が専門の先生に血管の病気についてお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科医長の市橋敬(いちはしけい)先生です。よろしくお願いします。
(つボイ)
よろしくお願いいたします。
(市橋)
よろしくお願いします。
(つボイ)
足の動脈硬化は足だけの問題ではなく、心臓とか脳の血管の病気にもつながると聞いております。
(小高)
それから足の動脈硬化によく似た症状があって、違う病気なんだけど見極めが難しいということでしたよね。脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)という病気、逆にそこまで心配することがないという下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)という病気など、足にまつわる色々なお話をこれまで伺ってきましたね。
(市橋)
そうですね。正しい知識を持つことで、むやみに怖がったり、すぐに治療を始めないといけないのに放っておいたりすることがないようにしないといけません。
(小高)
見極めること。
(つボイ)
耳が痛いな・・・。
(小高)
そして、両手・両足首の血圧を測るというABIという検査のことも教えていただきましたね。痛くないよと。
(つボイ)
そうそう。
(小高)
ただ先生、もし足の血管がすでに細くなっていた場合はどうすればいいでしょうか?
(市橋)
足の血管が狭くなると言うのは、動脈硬化の病気が進んでいるという状況ですので、リスクとしては糖尿病や高血圧、喫煙なども原因の一つです。それらをひとつひとつコントロールし、治療中の方はしっかりお薬飲むことが大事かなと思います。
(小高)
お薬もあるんですか?
(市橋)
そうですね。足の場合は、まず血液をサラサラにするお薬を飲んでいただくことを治療の一環として始めさせて頂いております。あとは、よく歩いていただく。「運動療法」という言葉がありまして、初期の症状であれば、お薬と運動療法で緩和することが可能です。
(小高)
運動か・・・。
(つボイ)
運動はやっぱり大事ですよね。
(小高)
でも、歩くと血管が太くなったりするんですか?
(市橋)
元々一本の血管ではなくて、細い血管もありますので、太い血管が一本詰まってしまっても、細い他の血管を太く強くしてあげるという意味合いが運動療法にはあります。
(つボイ)
なるほど。
(小高)
歩くと身体は痩せて、血管は太くなるっていいこと尽くめですね。歩かないといけませんね。
(つボイ)
運動はする・煙草はやめると。まさにこの『生活習慣病の対策そのもの』といっても過言ではないですよね。
(市橋)
そのとおりです。
(小高)
やっぱりそこに返っていくと。でも、運動だけではなんともならないよとそういう状況で病院に来られる方っていますよね。
(市橋)
そうですね。十分な運動療法と内服治療をしても症状が残る方はいますので、血行再建(けっこうさいけん)というカテーテル治療や、バイパス手術というものを治療としておすすめしております。
(小高)
カテーテル治療とバイパス手術というのがあるんですか?
(市橋)
バイパス手術は血管を繋ぐ手術です。カテーテルは狭いところを広げる手術です。それぞれ一長一短あります。
(小高)
なるほど。先生はカテーテル治療をメインにされているということなので、来週はカテール治療について先生に詳しく聞いていきたいと思っております。
(つボイ)
私もカテーテルにお世話になった人間ですから。
(小高)
心筋梗塞ですよね?
(つボイ)
そうです。
(小高)
はい、ということで今日も一宮西病院の市橋敬先生にお話を伺いました!来週も宜しくお願いします。新生活フロッピー『健康のつボ~足は第二の心臓~』でした。