人生会議 ACP
人生の最後の時をどのように過ごしたいか、考えたことはありますか?
ご家族や身近な人と話し合ったことはありますか?
もしもの時のために、元気なうちから話し合っておきませんか…?
ACP (Advance Care Planning)とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。愛称として“人生会議”と呼びます。
ご家族や身近な人と話し合ったことはありますか?
もしもの時のために、元気なうちから話し合っておきませんか…?
ACP (Advance Care Planning)とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。愛称として“人生会議”と呼びます。
ACPはいつはじめるの?
誰が、いつ、もしもの時を迎えるかは分かりません。
命の危機が迫った状態では、多くの方が希望するケアや治療を自分で決めたり、思いを伝えることができなくなると言われています。
いつ来るともしれない“その時”に備えて、ご自身の“受けたいケア”や、“受けたい医療”を患者さまご本人やご家族、ご友人、大切な方々や医療者と話し合い、希望を伝えておくことが大切です。
前もって伝えておくと、ご本人が判断できなくなった状況でも、ご本人やご家族の負担が軽くなることもあります。
また、希望は何度でも変更できます。
命の危機が迫った状態では、多くの方が希望するケアや治療を自分で決めたり、思いを伝えることができなくなると言われています。
いつ来るともしれない“その時”に備えて、ご自身の“受けたいケア”や、“受けたい医療”を患者さまご本人やご家族、ご友人、大切な方々や医療者と話し合い、希望を伝えておくことが大切です。
前もって伝えておくと、ご本人が判断できなくなった状況でも、ご本人やご家族の負担が軽くなることもあります。
また、希望は何度でも変更できます。
私の心づもりを書いてみませんか?
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希望や思いについて考える
人生の目標や希望、価値観を振り返り、これからの生活で何を大切にしたいかを考える時間を持ちます。どのようなケアやサポートを望むか、自分にとって最も重要なことを明確にすることが、この段階の大きな目的です。
1 -
健康について学ぶ
自身の健康状態について理解を深め、今後のケアや治療についての選択肢を検討するための時間を持ちます。医師からの説明を通じて、現在の状況や可能な治療方法、ケアの選択肢について学び、その上でどのようなケアや治療を希望するかを一緒に考えていきます。
2 -
あなたの代わりに伝えてくれる人を選ぶ
もしご自身で判断することが難しくなった場合に備え、代わりにご希望や意思を伝えてくれる信頼できる方を選びます。
3 -
希望や思いを話し合う
ご家族や医療者と繰り返し話し合いながら、患者さんの希望や思いを共有し、確認していくことが重要です。これにより、患者さんがどのようなケアや治療を望んでいるかを深く理解し、その意向に沿った最適なサポートを提供することができます。時間をかけて繰り返し対話を重ねることで、患者さんの価値観や希望をしっかりと反映したケアプランを一緒に作り上げていきます。
4 -
ご自身の考えを「私の心づもり」に記入する
話し合った内容をしっかりと記録し、「私の心づもり」として残しておくことが大切です。希望や思いは、健康状態や状況の変化によって変わることがありますので、その都度見直し、最新の考えを反映させるようにしましょう。
5
ACP指針
当院では、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、患者さまが将来判断能力を失った際に行われる、医療行為等に対する意向を前もって示す「私の心づもりシート」を活用して、患者さまにとっての最善を導き出すための話し合いの取り組み(ACP: アドバンス・ケア・プランニング)を推進しています。