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栄養科



入院中は少しでも食事の摂取量をアップしていただくために、管理栄養士が入院直後から病棟訪問を行い、患者様の嚥下状態や嗜好なども考慮し、その方一人ひとりに適した食事を提供しております。また、なかなか摂取量がアップできなかったり、低栄養の患者様に対しては補助栄養食品を加えるなどして、退院までしっかりとフォローしていく体制を取っております。食事は入院中の唯一の楽しみだと言っても過言ではありません。より多くの入院患者様が楽しみだと思ってもらえるようなお食事を提供できるように、行事食や入院していても四季が感じられるようなメニューを取り入れるなど栄養士、調理師一丸となって日々努力しております。

栄養科の主な業務

臨床栄養

高齢の患者様は、入院中ほんの少しの間動かないだけでも筋肉量が減ってしまい、日常生活動作(ADL)が低下してしまいます。ADLが低下すると転倒などのリスクも高まり、転倒により骨折してしまうこともあります。そうなると更に動けない時期が続いてしまい、もっと筋肉量が減ってしまうなどの悪循環を生みます。そこに低栄養という因子が加わると、それが2倍にも3倍にもなって現れてしまう可能性も考えられます。そんな状態を防ぐため、医師をはじめ薬剤師、看護師、検査技師、リハビリなどとチームとなり早期から適切な栄養サポートをしております。

栄養相談

管理栄養士による栄養相談ではみなさん一人一人の栄養状態を評価して、食べ過ぎや栄養バランスの乱れ、その方の病状や病態も考慮したうえで、食品・料理・献立・調理方法に至るまでより具体的にライフスタイルに合わせた継続可能な食事療法支援に努めています。

・外来や入院患者さまの栄養相談
・毎月最終水曜日に「朝の健康体操」での栄養ミニレクチャー
・年4回「栄養ひろば」の開催

給食管理

令和4年3月1日より委託から直営に変わり給食業務を行っております。
新たなメンバーも加わり、患者様へ安心安全かつ美味しい食事の提供に努めています。

(人員構成)
調理師 2名
管理栄養士 3名
調理補助 10名
※令和4年4月1日現在の人員のため、若干の変動があります。